2013-05-08 [長年日記]
tDiary3.2.2にアップデートした
アップデート自体はcp -Rで完了。以下、ほかにやったこと
- image_gallery.rbを最新版に
- image_detail.rbを手直し
- twitter-bootstrapのテーマ差し替え
- Bootswatchから適当にダウンロードして、theme/bootstrap/cssに配置しただけ
- pluginを一部twitter-bootstrap対応にした
最後のは、以前はローカルでplugin自体を書き換えていたのだけど、アップデートのたびに対応するのは大変なので、独自プラグイン化しといた。作業手順は以下のとおり。
tdiary.confに以下の行を追加
@options['sp.path']=[ 'misc/plugin', 'bootstrap/plugin', ]
00default.rb(のコメントフォーム生成部分)、speed_comment.rb、dropdown_calerndar.rb、calendar2.rbをbootstrap/pluginにコピーして適当にリネーム。編集して*1設定画面から有効化。
とりあえずは思った通りの表示になったけど、もっとスマートなやり方がある気もする。
*1 ほとんどはhtmlタグのclassの追加、変更をしただけ
2013-05-10 [長年日記]
引っ越した(ネット的に)
以前いわゆる自宅サーバーで運用していたこともあって、フリーのDDNSサービスに登録していて、VPS環境に移行したあともそのまま使用していた。 だけど、「このホスト名まだ使ってるの?」みたいなメールが1ヶ月おきくらいにくるし、固定IPアドレスになったしということで、独自ドメイン取得するのにいくらぐらいかかるのか調べてみたら案外安かったので、そちらに移行することにした。
VPSがさくらなので、ドメインもさくらにおまかせ。クレジットカード払いで手続きをして、WebからIPアドレスの登録をしたら数分で名前解決できるようになった。お手軽ですね。
ということで、いままでのアドレスでも当分アクセスできますが、正式なURLはhttp://mmho.net/diary/ です。よろしくお願いします。今後は同じものを参照(←イマココ)、301あたりでリダイレクト、最後に旧URLの廃止の流れ、でいいのかな。
2013-05-14 [長年日記]
Ruby2.0を導入した
tDiaryを3.2.2に更新したついでにrubyを2.0に更新したのメモ書き。
複数バージョンでの動作確認をしたいので今回はrbenv,ruby-buildを使用することに。
$sudo apt-get install rbenv ruby-build
でrbenvとruby-buildをインストール。rbenv installでバージョンを確認すると2.0系は2.0.0-devしかないので、/usr/share/ruby-build/に適当な名前(今回は他と合わせて2.0.0-p0)でファイルを作成する。中身はこんな感じ。
install_package "ruby-2.0.0-p0" "http://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/ruby-2.0.0-p0.tar.gz" autoconf standard
今回は$HOME以下にインストールするので、
$rbenv install 2.0.0-p0
でインストール。
$echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
で次回以降のログイン後のパスの設定等々が行われる。
$. ~/.bashrc $which ruby $ruby -v
で、動作を確認。最後にapacheが使用するrubyを指定するために、/etc/apache2/envversに以下を追記。
export PATH=/home/username/.rbenv/shims:$PATH
サーバーを再起動してtDiaryでのRubyのバージョン表記が更新されていることを確認して完了。
2013-05-16 [長年日記]
au TB11MをAndroid4.1にした
auの公式アップデートで4.0.3まではいったのだけど、それ以降アップデートされる気配がない*1ので、CUSTOM ROMでJellyBeanにしようということでいろいろやってみた。
au版とはいってもハードウェア的には米国版のXOOM Wi-FiモデルのMZ604と同等ということでCUSTOM ROMもそれなりに存在していて、選択肢はいくつかあったのだけど、日本語化が楽そうということで今回はAOKP+JCROMを選択。
手順はいろんなところに書いてあるので省略。導入したファイルの場所だけ書いておく。最終的に起動した組み合わせは以下のとおりだけど、出自があやしいのもあるし、ずっとこの場所にあるかも不明。
CWM
http://www.clockworkmod.com/rommanager からMotorola XOOM (Wi-Fi Only)を探してダウンロード。
- recovery-clockwork-6.0.3.1-stingray.img
AOKP
すでにXOOMはサポート対象外になっているらしく公式ページからはダウンロードできなくなっていた。xda-developers.comからhttp://goo.im/devs/JeduRockzz/wingray/aokp_wingray_jb-mr1_build-1.zipにたどり着いてダウンロード*2。goo.imで"DEVELOPERS"->"AOKP"->"wingray"とたどっていくとAOKP公式のものが出てくるのでそちらのほうがいいかも。JCROMとの組み合わせではmilestone-4は動くという情報があったけど、milestone-6ではブートしなかった。
- aokp_wingray_jb-mr1_build-1.zip
もしくは
- aokp_wingray_milestone-4.zip (多分こっちが正しい)
JCROM
http://jcrom.net:8080/job/JCROM_JB_XOOM_NIGHTLY/ から、 full_wingray-user-jcrom-JB-NIGHTLY.zip をダウンロード
- full_wingray-user-jcrom-JB-NIGHTLY.zip
Google APPs
Playストアがないとどうしようもないので。goo.imで"gapps jb signed"あたりで検索してダウンロードした。
- gapps-jb-20121011-signed.zip (だったと思う)
日本語フォントの導入
上記の物を導入して起動するようにはなったのだけど、いわゆる中華フォント(CKJフォント)なので違和感がある。せっかくrootもとれるので日本語フォントを導入することに。フォントはAndroid4.0以降(?)公式採用されているモトヤLマルベリ3等幅というのがApache2ライセンスでよさそうだったのでこれを使うことに、ここから、View Rawをクリックするとダウンロードできる。これをSDカードにコピーしておく。
adb経由で端末の/system以下のファイルを覗いてみたら、以下の状態になっていた*3。
- /system/etc/fallback_fonts.xmlでモトヤフォント(MTLmr3m.ttf)が既に指定されている
- /system/etc/fallback_fonts.xmlでDroidSansFallbackFull.ttf*4がモトヤフォントより先に指定されている
- /system/fonts/MTLmr3m.ttfは存在しない
ということで、
- /system/fontsにMTLmr3m.ttfをおく
- /system/fonts/DroidSansFallbackFull.ttfをけす
ことで対応*5。 設定からadbでのrootを有効にして適当なshellから操作。
(PCのshell) $adb shell (端末のshell) $su #mount -o rw,remount /dev/(中略)/system /system (roでマウントされているのでrwでリマウント) #cp /strage/sdcard1/MTLmr3m.ttf /data (/systemの容量がたりないので/dataにコピー) #ln -s /data/MTLmr3m.ttf /system/fonts/MTLmr3m.ttf #mv /system/fonts/DroidSansFallbackFull.ttf /system/fonts/DroidSansFallbackFull.ttf.bak (いらないならけしてもいい) #reboot
で再起動して、日本語のフォントが置き換わっていることを確認した。
Playストアからのインストールも問題なくできるし、常駐アプリが少ないためか動作も軽快で、非常に快適。だけど変な状態になってる気もするので、時間があったら他のROMに入れ替えてみるかも。
(追記) どうも勘違いしていたみたいでJCROM(のリンク先のファイル)はAOKPをベースに組み込んだもので、AOKPをいれる必要はないみたい。あとで書き直す。
2013-05-17 [長年日記]
はじめてのgem
tdiary-contribに入っているexifparserで、install.rbによるインストールでwarningがでるので、現代的なruby libraryのインストール方法ってどんなんかなーと思って調べたところ、gem化すればいいんじゃねというところに落ち着いたので、いろいろ調べながら作業した。
とは言っても、ほぼ http://sho.tdiary.net/20120218.html#p02 そのまま。 今回は既存のソースがあるので、
$bundle gem exifparser
でできたものに対し、
$cp -R tdiary-contrib/lib/exifparser/ exifparser/
して、ドキュメントやlib/version.rbを修正したくらい。
参照先の記述の通り、rakeによるリリースを行うためにはgit pushできる先が必要なのだけど、これはとりあえずで自分のところにリポジトリ( https://github.com/kp1/exifparser )をつくっておいた。
$git remote add origin git@github.com:kp1/exifparser
のあと、
$git push -u origin master
で一回upstreamを設定しつつpushしないと、rake releaseできないところだけハマった*1。
ということで、
$gem install exifparser
とすると、exifparserがインストールされます。テスト書かなきゃ。
*1 rubygemsのアカウント取得とかトークンの取得とかは省略
2013-05-21 [長年日記]
au TB11MをAndroid4.1にする(とりあえず決定版)
つづき。とりあえず、root化してリカバリをCWMにするところまでは一緒。
勘違いしていたのだけど、大抵のカスタムロムは単体で動作するファイルがzip形式で提供されていて*1、カスタムロム+ロムのバージョンに合わせたPlayストアを含むgoogle謹製アプリをCWM経由で書き込むことにより普通に使える端末になる。とにかくPlayストアが動作しさえすればアプリが追加できるので、ただ単に新しいOSで動作させたい場合はこれでOK。
で、最終的にはJCROM + gapps-20121011-signed.zip + 日本語フォント( モトヤLマルベリ3等幅 )の組み合わせに落ち着いた。
他を試したり試さなかった記録
- AOKP:非公式のものはブートせず。公式のものはリリース時期が古すぎてためしていない。
- CyanogenMod:10.1のnightly releaseは起動したけどホームキーが効かず。10.0 stable releaseはAndroid4.0だった
- MyAndroid:4.2対応版が出てるみたいだけど、試していない
*1 前回はカスタムロムを複数組み合わせて使うものだと思っていた
kp [テストですよ]