2012-05-07 [長年日記]
HTC EVO 3Dのバッテリーの持ちを改善しよう
買った当初から2週間ほど適当にアプリを突っ込んで、バッテリー消費はあまり気にせずに使ってきたのだけど、朝の満充電状態から夜には電源が落ちるギリギリになるので、もう少し持たないかなあということでいろいろやってみた。
なにはなくともプロファイリングということで、どのプロセスがバッテリーを消費しているか調べることに。EVO3Dだと、[設定]-[この携帯電話について]-[バッテリー]-[電池の使用状況]でバッテリー消費が多い順にプロセスを表示してくれる。これによるとバッテリー消費の8割方はディスプレイ表示によるものらしい。8割は流石に多すぎる気もするけど、まずはここを対策することに。
ディスプレイ表示でのバッテリー消費はほぼバックライトの輝度によって決まる。輝度設定は自動調整にしていて、iPhoneとかであれば自動調整かつちょっと暗めという設定もできるのだけど、それはできない。また、単純に輝度を下げるだけだと明るい場所での視認性が著しく落ちてしまう。ということでアプリを導入することにより対応することに。
まずはワンタッチ明るさ調整のウィジットをホーム画面に追加。実際にはこのウィジットは使用しないけど、ウィジットを配置した時に設定画面が表示されるのでここで切り替えたい輝度を選択。個人的には輝度を2つ選んでトグルで動作させるのがわかりやすいと思う。今回は(0%は暗すぎるので)25%と自動調整を選択。この時点でウィジットもしくはアプリのアイコンを選択(見た目にも違いはない)すると、アクティビティの表示は全くされずに、選択した輝度を順番に切り替えるように動作する。
次にHome2 Shortcutで任意のキー(の二回押し)にアプリを割り当てる。今回はHomeキー一回押しに通常使用しているHTC Senseを、Homeキー二回押しに先ほどのワンタッチ明るさ調整を割り当てて、二回押し判定のタイムアウトを「とても短め」にした。これでHomeキー一回押しは今までどおりのホーム画面が表示され、二回押しすると輝度が切り替わる。普段は25%固定で使用し、画面が暗いと感じたらHomeを二回押しで自動調整に切り替えるという運用。
これで何日か運用してみた感じでは、ちょっとだけましになったかなーというくらい。しばらく様子をみて、必要であればもう少し対策する。
2012-05-16 [長年日記]
短縮URLうぜー
ということで、Twitterやらなんやらでデフォルトで短縮URLが使用されるようになり、ときに二重三重にリダイレクトが発生してうざいことこの上ないわけですが、とくにAndroid端末で短縮URLを踏むとURLに対する暗黙のインテントが発動せず*1、Webサービスに対応した専用アプリをインストールしていてもブラウザが起動されてしまいしょんぼりしてしまう今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
こういう誰かが困るようなことに対しては誰かがアプリを作っているはずなのでGoogle Playで適当に検索。ダックスフンドURLとURL Expandroidをインストール。機能的にはどちらもほぼ一緒なのだけど、対応している短縮URLサービスの範囲が微妙に異なるため、補完的に動作する。
あとは短縮URLを踏めば発動するので適当に選択すればOK。本当は確認画面がでないオプションがあるといいのだけど、アプリの意味合いとしては短縮URLを踏んだ場合に本来のアクセス先を確認するというのが主目的らしいのでそこは妥協。まあでも短縮URLはうざいので必要のない場面では使用しないでほしい。
*1 短縮URL踏んでリダイレクトされてもインテントの選択画面がでたりでなかったりするのがよくわからないけど
2012-05-18 [長年日記]
gitoliteとgitweb
この間gitosisについて書いたばかりだけど、Ubuntuを11.10から12.04にあげたらgitosisが削除されてしまってgitoliteを使えということらしいのでそのメモ書き。gitosisのリポジトリ(repositories/*.git)が残っているはずなのでこれをコピーしてもいいんだけど、管理しているリポジトリ自体一つしかないので、gitoliteを新規でセットアップしてローカルからプッシュすることにした。
gitoliteの大きな特徴として、一般ユーザでもローカルのリモートリポジトリを作成することができるというのがあり、その場合は、
$gl-setup user.pub
とすれば*1、自分のhomeディレクトリ以下にrepositories/*.gitが生成される。ただ、今回はgitwebとの連携も考え普段使っているユーザとは別の、専用のユーザを作成することにした。ということでまずはユーザを作成し初期化する。
$sudo adduser --system --disabled-password --shell /bin/sh --group gitolite $sudo -H -u gitolite gl-setup /path/to/user.pub
途中、.gitolite.rcの編集画面が出てくるので、gitwebで連携したい場合は、$REPO_UMASKを0077から0027に変更しておくとよい*2。 あとは、自動的に生成されるリポジトリgitolite-adminの内容を変更して管理を行う。
$git clone gitolite@localhost:gitolite-admin $cd gitolite-admin $vi conf/gitolite-admin.conf (適当に編集) $git commit -am "commit message" $git push
こんな感じ。
ユーザの追加はkeydir/に公開鍵を追加してcommit,push。同じユーザ名で複数のマシンからアクセスしたい場合は、user@hostname.pubというファイル形式にすればOK。
$cp /path/to/user@hostname.pub keydir/ $git add keydir/user@hostname.pub $git commit -am "add user" $git push
こんな感じ。
gitwebとの連携
次にgitwebとの連携。まずはWebサーバーを動かしているユーザ(ubuntuだとwww-data)をグループgitoliteに加える。
$adduser www-data gitolite
次にgitolite-admin.confに以下の記述を追記する。
repo repository1 repository2 R = gitweb
これでprojects.listが適切に生成される。あとは/etc/gitweb.confを修正すればOK。repositories/へのパスと、projects.listへのパスを設定すれば動くはず。認証やアクセス制限をかける場合は、/etc/apache2/conf.d/gitwebを修正する。
2012-05-22 [長年日記]
Eye-Fi買った
evoさんでカメラの画質もそれなりになって、Dropboxによる同期が便利すぎるのでデジカメをつかうのが億劫になってしまって*1いたので、Mobile X2 8GBを購入した。
まずはEye-Fiカードをmacに挿して、Eye-Fi Centerをインストールし、あとは適当に設定。Androidアプリもインストール。 いろいろと設定をいじってみたけど、最終的にはこんな感じになった。
- Eye-Fiカードからのアップロード先はevoさんに
- 無線AP経由で同じネットワーク内にいる場合にevoさんに自動的に同期される
- 接続可能なAPがない場合はEye-Fiがダイレクトモードで動作するのでevoさんがそこに接続して自動的に同期される
- evoさんからmacに転送。これも同じネットワーク内にいる場合に自動的に行われる。
- evoさんで撮影した画像も転送できるけど、これは今までどおりDropbox経由で同期する
- オンラインのフォトストレージサービスはいまのところ設定していない
evoさんで撮影した写真もEye-FiのAndroidアプリとEye-Fi Center間で同期できるのだけど、デジカメからの写真とevoさんで撮影した写真を別の場所に同期することができなかったため、今回はペンディング。使ってみてAndroid端末を経由する必要がないと感じたら設定を見直すかも。
*1 USBケーブルのデバイス側が特殊形状なので、同期するときにケーブルを探すのがまず面倒
2012-05-29 [長年日記]
PS Vita買った
携帯電話をMNPで契約したときの商品券+αでPS Vitaを購入した。Wi-Fiモデルでも良かったのだけど、ソフトとメモリカードの同時購入で割引されるということで、3Gモデルにした。
- よい
- 有機ELきれい
- UMDじゃないので静か
- わるい
- メニュー操作がタッチパネルだけ
- 初期セットアップがわかりにくい
- 電池の持ちは悪目
といった感じ。同時購入したRAYMAN ORiGiNSは安いわりに面白くてボリュームも多めなのでおすすめ。PSP用のダウンロードソフトもとりあえずで入れたけど拡大表示でかなり荒くなる印象なので(これはソフトにもよるかも)、積極的にはやらなそう。UMDパスポートも試してみたいのだけど、MHP3rdは\1,200-という非常に微妙な値段で、それ以外のソフトはやらなそうなので、保留中。
本体機能やらゲームじゃない機能はまあこれからっすよねーという感じ。あとソニーはosxでもVitaのメモリ管理できるようにしてよね。
2012-05-31 [長年日記]
PS Vitaのコンテンツ管理アシスタント
この間、ソニーは早くOSX用のメディア管理ソフトだすべき(キリッとか書いたけど、実はもう存在していたので入れてみた。…うーん、なんだろうね。こういうことじゃないんだよね…。
まああれじゃないですか、PCの画面って少なくとも5インチ有機ELのVitaさんよりは大きいじゃないですか。今時ノートPCでも最低ラインで13インチってところでしょうか。当然、解像度もPCのほうが高い。いやいいんですよ。Vitaさんは携帯ゲーム機なんだから当たり前なんです。でもね、大量のデータを取り扱うメディアの管理をするなら当然画面が広いほうがいいに決まってるんです。で、Vitaさんのコンテンツ管理アシスタントはというと、PCは仮想的なストレージになるだけで、操作はVitaさんから。もうホントあほじゃないの?
例えば、Vitaさんに静止画を取り込みたいとするじゃないですか。まずはPCの特定のフォルダに静止画を配置して、PCとVitaさんをUSBで接続して、次はVitaさんのメニューを操作してコンテンツ管理アプリを起動し、パソコン→PS Vita、フォトを選択して、ファイル名から推測して静止画を選択して、転送。こんなのチマチマやってたら日が暮れますよ。まともに作ったら、PSVita接続したらアプリ起動して画像ファイルをDnDしたらドカーンと転送したら終わるだけの話なんです。これだったらまだMediaGoのほうが*1ましだった。
まだまだ言いたいことはあるけど結論としては、PS Vitaのコンテンツ管理アシスタントはリリースできるような完成度じゃないので即作り直して早急にリリースすること。以上。
*1 こっちはこっちで、結局WindowsPC版しかでなかったというのがあれだけど
kp [test]