2011-07-04 [長年日記]
そろそろAndroidへの写真の同期を本気出して考えてみた
もともとXOOMを買った理由の一つに、フォトフレームとして使用したいというのがあって、そのためにPCにあるデジカメの写真をXOOMに同期する手段をどうするかいろいろ調べたので書いておく。
条件としては以下の通り
- PCにある特定のフォルダ以下をすべて同期したい
- username\Pictures\機種名\日付というフォルダ構成のPictures以下を同期
- 32GBのmicroSDを手にいれたので、今のところリサイズ等は必要ない
- いまどきWiFiなんだろうけど、同期の頻度は低いのでまあUSBでもいい
まず試したのはWiFi Sync Managerで、なんかPC側のアプリの操作が直感的でなかったのでこれは保留、してたらいつのまにかAndroid3.0では使用できなくなっていた。次に、Android側のアプリでSambaと同期を行ってくれる、PCFileSyncを試したんだけど、レビューにもあるようにファイルがシンクされなかったり壊れていたりしたので却下。
次に試したのは、doubleTwistで、音楽の同期には良さそうだったんだけど、写真については端末からPCに同期することしかできなかったので、目的には合致しなかった。
結局、WMP12によるPTP/MTPデバイスとの同期機能を使用することにした。操作がよくわからなかったんだけど、最短の手順としては、
- WMPを起動して、ライブラリに移動
- 左側の「画像」を右クリックして、画像ライブラリの管理をクリック
- 目的のフォルダが選択されていることを確認
- この状態でデバイスを接続し、同期のタブを選択
- 同期オプションから同期の設定を選択し、同期させる再生リストに「すべての画像」を入れておく
これで、同期の開始を選択するとデバイスに同期されるはず。同期にはかなり時間がかかるので*1気長に待てば完了。設定は面倒だけど、以降は対象のフォルダに画像が増えた状態で同期を行えば差分で同期してくれる。
*1 5GBのライブラリで一時間以上かかった
2011-07-06 [長年日記]
MP3のタグのはなし
この間写真の同期をしたついでに音楽も放りこんでおこうということで、写真と同様にWMPから同期の対象として「すべての音楽」を選択して同期をかけてみたら、一部曲の名前やアーティスト名が化けて表示されている。WMPの問題かなーと思ってdoubleTwistで同期してみても同じだったためいろいろ調べてみたところ、どうやらMP3のタグのバージョンがv1.xだとそもそも文字コードの規定がなく、一部アプリでは独自にShift-JISで埋め込んで対応していたらしい。iTunesでは問題なく表示されるので全く気がつかなかった。
んで、カーナビ等でv1.xでShift-JISを想定して作られているものがあるらしいのだけど、そういう機器で使用することがなければ、v2.xでUNICODE(中身はBOMつきのUTF-16)にしておけば問題なさそう。
iTunesではMP3タグの一括変換機能があり、今回はこの機能でタグを修正した。Ctrl+Aで曲を全選択して右クリックからタグの編集を選び、適当にバージョンを選択し*1、OKを押すとぴゃっと変換してくれる。doubleTwistで同期してみたところ正しく表示されていた。
*1 v2.xでも各バージョン間に非互換性があるらしいのだけど、今回はv2.2を選択した。
2011-07-08 [長年日記]
己のリズム感の無さに絶望したはなし
PSNが復旧して、感謝とおわびのパッケージたらいうどういう趣旨なのかよくわからない*1ものがダウンロード出来るようになっていたので、この程度でチャラになると思ってんなよと思いつつも貰えるものは貰っておこうということで、PSPで勇者のくせになまいきだとパタポンをダウンロードした。
勇なまは(かなり毛色が異なるけど)まあタワーディフェンス系の亜種だよねー、面白いけどむずかしいよねーという感じ。
パタポンは基本リズムゲームで、四拍子で(現時点では)3つの組み合わせのどれかを入力することにより、前進、攻撃、防御を行うというシステム。アイテムによる成長があったり、一応防御と攻撃を使い分ける戦略的な部分もありつつもゲームとしてはずっと四拍子を入力しているだけなので、お経に合わせて木魚を叩いているような気分になってくる。これは好き嫌いが分かれるだろうなあ。
んで、パタポンも勇なまも1ステージは短く(長くても10分程度?)携帯ゲーム的な作りなんだけど、PSPのレジューム機能によるステージ中の中断は再開後の状況判断やらキー入力やらで難しそう。両者とも実時間以外にステージの失敗によるペナルティーがまったくないのも関連して同じような印象を感じた。
とりあえずはパタポンを進めて、勇なまは寝かせておく予定。PS3のダウンロードはどうしようかな。
*1 どうでもいいが、文章が画像になってるのも意味分からん
2011-07-11 [長年日記]
Androidのクラッシュレポートはどんどん送信しよう
Androidには、アプリが強制終了した時や一定時間応答がなかった場合にレポートを送信する仕組みがある。ユーザなら一度ならずともエラーダイアログを目にしているだろうけど、そこからレポートを送信したことがある人は少ないんじゃないだろうか。レポートを送信しない理由を推測するに、単に面倒だというのもあるだろうけど、どのような情報が送信されるのかがわからないというのがあるんじゃないだろうか。
結論から言うと、OSに標準で組み込まれている*1エラーレポートには個人情報は一切含まれていない。具体的に公開中のアプリで送信されてきたエラーレポートはこんな感じ。
v1.0.2 2011/06/29 0:21:49 レポート数/週: 0 レポート数: 1 java.lang.NoSuchMethodError: com.kp.android.PhotoMap.PhotoMap.invalidateOptionsMenu at com.kp.android.PhotoMap.PhotoMap$ImageQueryTask.onPostExecute(PhotoMap.java:423) at com.kp.android.PhotoMap.PhotoMap$ImageQueryTask.onPostExecute(PhotoMap.java:1) (以下略)
含まれるのはバージョンと発生日時、アプリ自身のスタック情報ぐらいのもので、どのような端末で動作していたのかもわからない。他にユーザからのメッセージがある場合にはそれもみることができる。
そして、ここからが重要なのだけど、このエラーレポートはユーザと開発者両方にメリットがあるということだ。開発者は的確なレポートをもとにデバッグすることができるし、ユーザはアプリがアップデートされることを期待できる。とはいえ、ただのワンクリックでも面倒なものは面倒だというのはよくわかる。エラーが起きなかったとしても今後使用することはないというアプリであればレポートを送る必要はないと思う。たとえば、便利に使っているけどたまに落ちるだとか、将来性の有りそうなアプリで「このアプリはワシが育てた」気分を味わいたいというのでもいいので、そういう時にはメッセージなしでも構わないのでエラーレポートを送ってくれればと思う。
*1 アプリによっては独自に自身のエラーを拾ってメールを送るものもあるみたい
2011-07-12 [長年日記]
XOOM用のホストケーブルを手に入れたよ
XOOMはUSBホスト機能に対応しているというのは、以前書いたとおりだけど、USBのコネクタがmicroBしかささらない形状であるため、一般的なUSBケーブル(ホスト側がmicroA)のものは使用できない。で、コネクタはmicroBだけど内部回路的にはホスト側という規格的にはものすごくあやしいケーブルがあるらしく探していたのだけど、どうもDoCoMoのOptimus Padの付属品のUSB A-microBの変換ケーブルというのがその目的で使えるらしいということだったので、ドコモショップに行って注文したものが2週間以上経ってようやく入荷したので受け取ってきた。
動作確認した範囲ではマウス、キーボードともに特に問題なく動作した。ただ本体を寝かせた状態だと画面が見づらいのでUSBポートを塞がないスタンドがほしいなあというところ。
アマゾンさんのリンク先は同機能と思われるケーブルだけどXOOMで動作確認したわけではないです。
kp [ツッコミテスト]