2008-11-05 [長年日記]
rast on tDiary2.3
rastによる検索がおかしくなっていたので調査。検索結果のサマリーが化けるのと、単語によっては検索できていないようだったので、何はともあれデータベース再構築。
なぜか"not supported encoding:utf8"というエラーが出るので検索すると、ICUが必要らしい。aptからicu,libicu-develを入れて、rastをconfigureからやり直し。configureでは、apr-config,apu-config,icu-configの場所を指定した。
その後、コマンドラインからキャッシュの生成。試しに検索した感じでは正しく動いている模様。
2008-11-12 [長年日記]
アンテナをつくる(1)
現在住んでいる場所からすると、どうもアンテナレベルが低いなあということで、いろいろ調べてみたけれど、結論としては、そもそもUHFのアンテナが立ってないんじゃないかということに。
壁のアンテナ用コネクタにアンテナさしてスキャンすると、キー局+TVKが映るのでかってにUHFアンテナがあると思っていたけど、そういえば、入居するときにも地デジには対応していないといわれたし、普段アナログを視聴しないので分からなかったけど、近辺のU局であるTVKやTOKYO MXもアナログだとあまり電波状況はよくない。
これは室内アンテナかベランダにアンテナをつけるしかないかなーと思いつつ、いろいろ試してみることにした。まずは、アンテナ線をコネクタから抜いて、いい場所を探してみると、局によっては普通に映る。レベルは壁にさしたときと同じくらい。人間アンテナとして同軸の芯線に触れるともっとレベルが上がる。ここまでは予想通りということで、簡易的なアンテナを自作することにした。
まずは周波数の調査。地デジの電波はもちろんUHFできている。UHFは13~62chまであるけれど、全帯域を受信できる必要はない。受信したい局の物理チャンネルは以下の通り。
TVK | 18 |
TOKYO MX | 20 |
フジテレビ | 21 |
TBS | 22 |
テレビ東京 | 23 |
テレビ朝日 | 24 |
日本テレビ | 25 |
NHK教育 | 26 |
NHK総合 | 27 |
これらの中心周波数は、ちょうど530MHz。波長λは300/530で、0.566m = 56.6cmとなる。これらの値を元にダイポールアンテナを作成。素材は、針金ハンガーと同軸ケーブル、そしてアンテナ支持用のプラスチックハンガー。
まずは針金ハンガーの直線部分からアンテナ部分を切り出し。λ/4 = 14.15cmだけど、余裕を見て15cmで切り、端の被覆を剥がす。これを二本つくる。次に同軸ケーブルの加工。といっても、端を剥いて先ほどのアンテナ部分を半田付けできるようにするだけ。芯線と外側の網線をアンテナに接続し、180度に広げればできあがり。今回はプラスチックハンガーの直線部分にテープで巻き巻きした。東京タワーからの電波は水平偏波なので、これを水平に設置する。
ハンガーをカーテンのふさ掛け?にかけると局によっては受信レベルが若干改善して、45~47程度から50を超えるくらいにはなった。ただし、TVK、MXは受信できず、テレビ東京とNHK教育はブロックノイズがはいる。サッシが鋼線入りなのがいけないのかなーということで、窓を開け、アンテナをベランダに出すと、最大で65くらいまでいった。が、寒いのですべての局のレベルについては未確認。
今回の結果を踏まえると、キー局は室内アンテナで大丈夫。最悪でもベランダにアンテナを設置すれば視聴できるけど、TVKとMXについては送信出力の弱さもあって視聴できない可能性もありというところ。
市販品で屋内、屋外兼用のアンテナがあるので、それを買ってもいいのだけれど、アンテナ作成が案外面白いのでもう少しやってみる。とりあえず、次はヘンテナに挑戦する予定。
2008-11-13 [長年日記]
アンテナをつくる(2)
今度はヘンテナをつくってみようということで、ホームセンターで2mm径×1mの銅丸棒と鰐口クリップ二個入りを購入。併せて450円くらい。
まずはループ部分の作成。目標周波数から波長を算出するのは前回と同じ。中心周波数530MHzの場合、波長λは56.6cm。今回は簡便化のため57cmで計算。
縦方向はλ/2 = 28.5cm、横方向はλ/5 = 11.4cmくらいで作成。適当に折り曲げて、端を半田付け。半田付けする部分は少しヤスリがけしたほうが半田ののりがよくなる。
次は給電線の作成。横幅の半分より少し短めの長さで丸棒から二本切りだし、鰐口クリップを半田付けする。あとは同軸ケーブルの芯線と網線をそれぞれ鰐口クリップの逆側に半田付けするだけ。給電線が直線となるように絶縁体で添え木をいれるといい。これでできあがり。
室内でアンテナレベルを測定したところ、(UHFのきていない)室内配線に接続したところ47、先日のダイポールアンテナで50くらいだったレベルが60前後になり、ノイズの出ていた教育テレビとテレビ東京も問題なく映るようになった。ただし、やっぱりTVKはきびしくて、レベルが上がるところを探しても40前後で、ブロックノイズだらけになる。
今回は手を抜いてシュペルトップを入れていないので、それを入れるのと、あとは反射板をつくるくらいかなー。
2008-11-14 [長年日記]
アンテナをつくる(3)
つづき。
(ToDo:写真を入れること)
ヘンテナを改良しよう。ということで、追加で5Cのケーブル3mと、結束バンド、深さ15cmくらいのカゴを購入。カゴは当然金属部分のない物を選ぶこと。
アンテナ部と給電線はそのままつかうとして、まずは、シュペルトップの加工。5Cの同軸ケーブルからλ/4の長さ分切り出して、皮膜を剥ぎ、網線のみを取り出す。残りの同軸ケーブルの先端を加工し、給電線とつなげられるようにしておき、シュペルトップを接続するために、λ/4よりちょっと短い部分の皮膜を1cm幅ほど剥き、先ほどの網線を被せて半田付け。その後、上からしっかり絶縁テープで巻き巻きしておく。あとは先端の芯線と網線を給電線に半田付け。
次に反射板の作成。カゴの底のサイズぴったりの厚紙を用意し、アルミホイルで巻く。これをカゴの底にセット。厚紙のサイズがぴったりだとずれたりしないので具合がいい。
あとは、結束バンドでアンテナ部をカゴの口に固定し、給電線を接続すればできあがり。
反射板をつけた関係上、指向性は強まるので、置く場所とアンテナの向きは結構シビアになる。アンテナレベルを見ながら細かく動かしていいポイントを探す必要がある。
というわけで、いろいろとポイントを探して調整したところ、キー局+TVKがすべて受信できるようになった。ただし、TVKはノイズのでない限界ギリギリ。
2008-11-17 [長年日記]
アンテナ設置
自作アンテナでは見た目もあれだし、ということで結局アンテナを購入した。八木アンテナのDUCA。
このアンテナは屋内、屋外兼用なので、まずは室内に設置してみる。が、自作のヘンテナより受信レベルが低く、キー局がギリギリ受信できるレベルでTVKは映らない。アンテナの動作利得が0dBなので、理想利得が3dBのヘンテナより弱いのはまあ予想通り。室内アンテナは邪道よねということで、ベランダに設置することにした。
まずはBSデジタルが屋内配線で映るかのチェック。この前GoogleEarthで建物をチェックしたところ、BSアンテナが立っていた。BSのアナログとデジタルはアンテナが共通なので映るんじゃないかという予想で、結局BSデジタルは屋内配線で映ることが判明したので、BSはこちらに接続。CSデジタルは周波数帯が異なるため、古いBSアナログのアンテナだと映らないことが多く、今回も受信できなかったけど、どうせCSはみないので捨て。
ベランダのBSアンテナを支持部材を残して撤去したので、ここにDUCAを設置。すきまケーブルを通して接続したところ、キー局、TVKで受信レベル70弱、MXで40弱でぎりぎり受信できるレベルになった。
しかし、時たまブロックノイズが発生する現象は頻度が減ったようだけど再現するので、サポートに連絡する予定。
2008-11-18 [長年日記]
ヴァルキリープロファイル -咎を背負うもの-
買った。最初は適当に、ということで適当に進めていたら羽を使いすぎたらしく、ゲームオーバーになってしまった(フレイとの戦闘になりフルボッコにされる)。
というわけで最初から。さすがに戦闘には慣れてきたけど、全体的な方針(カルマ値はなるべく稼いだ方がいいのか、ギリギリを狙った方がいいのか、羽の使用頻度)がまだ分からないなあ。
音の設定がよく分からない
TVがリプレイスされたので接続が簡素化されたのはいいのだけれど、音声、映像の規格がいろいろあってよく分からないのでまとめのメモ。現在の接続形態はこんな感じ。
HDMIソース-(HDMI)->Regza 37Z7000-(光デジタルケーブル)->YAMAHA VS-10
HDMIのソースは、レコーダRD-Z1,PS3,Xbox360。あとはWiiもD端子でつながっているけど、アナログの接続なのでおいておく。
音声、映像の出力側から順番に。
YAMAHA VS-10
- リニアPCM、ドルビーデジタル、ドルビープロロジック、dtsに対応
- MPEG-2 AACには非対応
もうこの時点でよく分からないけれど、特に設定はない(入力信号によって切り替わる)ので次。
Regza 37Z7000
まずは光デジタルの出力側の設定。
- PCM:PCMで出力。
- デジタルスルー:AAC、ドルビーデジタルの場合はその信号が出力される。
- サラウンド優先:AAC、ドルビーデジタルでサラウンド音声の場合、その信号が出力される。
VS-10がAACに対応していないので、ソース音源がAACだと設定をPCMに設定しないと音が出なくなる。地上デジタル放送の場合、野球放送などがAAC 5.1chになっていたため、サラウンド優先にすると音が出なくなる。
入力側はHDMI v1.3aで、映像フォーマットはだいたい対応している。音声についての記述はないけど、v1.3aで対応しているものは対応していると考えていいのかな。
PS3
PS3は現状使われているほぼすべての音声フォーマットに対応していて、HDMIで接続すれば、すべての音声フォーマットで送信できる。ただし、初期設定ではリニアPCM 2chのみ出力するようになっているので変更する必要がある。
また、PS/PS2のゲームをする場合、HDMIではリニアPCM 2chしか出力されないので、どうしてもドルビーデジタルで聞きたい場合は、HDMIとは別に光デジタルから出力する必要がある。ドルビーデジタルに対応するPS2ソフトは、このあたりで。数は少ない。
PS3のソフトとしては5.1chの音声出力(リニアPCM,ドルビーデジタル)に対応しているソフトもあるようなのだけど、PS3公式のソフトウェア一覧では確認することができない。しょっぱい。みんなのゴルフ5は、リニアPCM 7.1ch、リニアPCM 5.1ch、ドルビーデジタル 5.1chに対応しているっぽい。
映像関連の設定はx.v.Colorを使用するかどうかくらいで、これは対応しているので入にしていいと思う。
BD/DVD関連でHDMIに関連する項目は以下の通り。
- BD/DVDアップコンバート
- 切:元のソースのまま。DVD-Video(SDソース)で、TV側の超解像により処理する場合はこれ?
- 2倍:等倍処理されるのでカッチリした画になる?
- ノーマル:PS3側で高解像度化する場合はこれ。
- フル:使用機会なし。
- BD/DVD映像出力フォーマット:これは自動でよいと思う。
- BD 1080p 24Hz出力:37Z7000は、24Hzの入力に対応しているので、入にしてもいいけど、自動でもよさそう。
- BD/DVD音声出力フォーマット:ビットストリームにして、別途音声出力フォーマットを指定するのがよさそう。
ゲームの映像関連にも、PS/PS2のアップコンバートの設定があるけれど、TV側で超解像で高解像度化を行う場合、遅延が起きる可能性もある。映像モード「ゲームノーマル」あるいは「ゲームフル」で超解像がONにできる場合は遅延しない可能性が高いけど、無難にPS3でアップコンバートを行った方がよさそう。
RD-Z1
音声側はリニアPCMとビットストリームの二択。シンプル!
映像側は、HDMI出力選択(その他の端子と排他)と、解像度の選択(480p,1080i)のみ。シンプル!
音声は元ソースに依存するとして、映像がHDだった場合に480pを選択するとどうなるんだろうにゃあ。まあ、DVD-Videoは他の機器でみられるし、デジタル放送もTV側で録画できるしで、もう使わなくてもいいんだけど。
Xbox360
取扱説明書からはほぼ何も読み取れなかった。実際試してみるしかないかなー。
まとめ
今の環境でどうすればいいかのまとめ。
- デジタル放送の音声はテレビで
- BSデジタルや地上デジタル放送はMPEG-2 AACなのでVS-10でデコードできない
- それほど気合いを入れてみないときもテレビの音声で
- 基本的にビットストリームでVS-10まで流す
- テレビの光デジタル出力を「デジタルスルー」に
- PS3は、音声出力フォーマットでHDMIで出力する音声を指定する
- Dolby Digital 5.1ch,DTS 5.1ch,Linear PCM 2ch(は何Hzまでいけるんだろう)
- BD/DVDのアップコンバート、PS/PS2のアップコンバートはおこのみで
- BD/DVD音声出力フォーマットをビットストリームに
- レコーダーはまあいいや
- Xbox360はまず設定の確認から
kp [みゅーもー]