2006-09-11 [長年日記]

街角にて

他人の耳がある場所であまり深刻な話をするのはよそうよという話。昨日、昼過ぎに某MOSに行ったのだけども、横並びのカウンターの横で女の子が二人、なにやら話し込んでいて、盗み聞きというわけでもなく、声がそこそこ大きいので否応なしに耳に入るのだけど、それが結構深刻な話で参った。いや、嫌なら聞くなという意見もあるかもしれないけれど、こちらは他に集中するべきものもなく、そういうときにそこそこのボリュームで音声が入力されるとそりゃあ字句解析もおこなわれるちゅうねんと言い訳しておこう。

で、最初は就職に関する話で、そりゃあ大変だねぇと(隣でかってに)相づちを打っていたのだけど、そのうち話が変わって、できたのできないだの、きただのこないだの(おとななのでこれで察してください)、そういう話になって、しかもそれは嘘らしい。えー。話をしていた二人は共通の友人で当事者ではないらしいのだけども、嘘だけならまだしも、そういう「知らぬは当人ばかりなり」という状況は相当にまずい。

じつのところ、僕もこういうことをやられたことがある。といっても、もちろんできたのできないだのそういう話ではなくて、人物関係図の矢印の方向を、指差されている本人だけ知らなかったということなんだけど(迂遠な表現)、仕掛けた(という意識もないだろうけど)人に悪意がないのはわかっているし、それがオトメゴコロの発露だというのもまあ理解するのだけど、はっきりいって戦略としては間違っている。

やられてみればわかるけれど、これはあまり気持ちのいいものではない。たとえその内容が当人にとって良いことだったとしても、はっきりとした嫌悪感ではないにしろ、もやっとした感情が残るし、それが原因でこじれることもある。人は感情の中でいきるのだ(それっぽいことを言ってみる)。

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本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
ちゃけ (2006-09-15 12:11)

こういうのをウチの会社では「いないモン負け」と言います。言われた当人がそこに居ないのが悪いのであって何を言われても仕方がないんだそうです。

kp (2006-09-15 15:20)

こういう類の話は、いないからこそなされるのであって、それを仕方ないといわれてもなぁ。<br>想定している話の内容が違うんだろうけど。