2006-02-08 [長年日記]
題未定 第三回 ペンギン物語
彼の名は佐藤尚也。平凡になることを許されなかった少年である。
彼は悩んでいた。悩みの種は、あのペンギンである。やつは鳥類のくせに普通にしゃべる。煙草も吸う。職業は探偵らしい。そして、たまにハトのように鳴く。なんだそれ。先生に相談したら、思いっきり引かれてしまった。
とりあえず、お近づきになるために好きな物をリサーチ。本人は教えてくれなかったけど、所詮はペンギン。好物の魚をチラつかせれば無二もなく喰いつくに違いない。売店でシマアジを買って(なんでこの学校の売店には生鮮食品が売っているのだろう)、ペンギンに差し出す。
「いらん」
なっ、なまいきなっ!笑顔を引きつらせながら、話を振る。「あの映画って」、(ペンギンは無視してみせました)。ペンギンのくせにー。そうこうしているうちにそれなりに仲良くなって、シマアジも受け取ってくれるようになった。調子に乗って、日に何度もシマアジを渡す。
どう見ても餌付けです。本当にありがとうございました。
- ペンギンの訓練は一日が終了となるので注意。
買ってないよ
カスタマーレビューの評価が真っ二つに割れているのが面白い。
- 高評価
- だってFFだよ派
- ヴィンセントかっこよすぎるよ派
- 映像きれいだよ派
- この手のゲームをやりなれていない人には難しいかもね派
- アクションってこんなもんだよね派
- 低評価
- こんなのFFじゃないよ派
- こんなのFF7じゃないよ派
- ムービーだけで良かったんじゃねぇ?派
- アクションゲームとしてどうなのよ派
- スクエニにアクションは無理だったよ派
結局のところ、高評価を下している側も、低評価を下している側も、言ってることはほとんど同じなんだよな。ただ、ゲームとしてそれを許せるかどうかの閾値の違いが表れているだけだと思う。
(追記)「あわせて買いたい」がバイオハザード4なのも面白かった。