2004-11-02 [長年日記]

ADSLのモデムが到着。ADSLはまだ開通していないけど、とりあえずLANの環境だけは整えることに。前回はモデム自体のルータとしての機能が貧弱だったので、モデムはブリッジ設定としてルータにpppoeをしゃべらせていた。今回はモデムに無線LAN機能がついているため、モデムのルータの機能を使うことにした。

まずは有線でモデムにつなぎ、DHCPと無線LANの設定を変更する。DHCPはデフォルトで192.168.0.2から貸しているようだったので102.168.0.101から20個に変更。無線LANはWAP?の暗号化を有効にして鍵を設定。無線LANのPC側の設定は、カードをさして付属のCD-ROMからドライバを入れるだけであっさりつながった。

次にサーバ側の設定で、以前はサーバ自体はDHCPでアドレスを取得する設定として、ルータ側で特定のMACアドレス(この場合は当然ながらサーバのLANボードのMACアドレス)に対しては静的にアドレスを割り当て、さらに外部からのport80に対するrequestをそのアドレスに流すことにより、HTTPの処理を行っていた。しかし、今回は特定のMACアドレスに静的にアドレスを割り振る機能がないようなので方針転換することに。ルータとサーバの電源をずっと入れていれば、IPアドレスが書き換わることはまずないはずなのだけど、保証の範囲ではない。幸いというかなんというか、今回のルータはDHCPの機能が有効となっていてもDHCPで割り振ったアドレス以外からの接続も許すようなので、サーバのアドレスを固定して、ルータ側ではportの転送のみをすることにした。

ということで、サーバマシンを立ち上げてみると、ディスプレイ側がNO SIGNALとなって画面が表示されない。その状態でログインして、そのままシャットダウンしたらちゃんと電源が切れたので、VGAの出力がおかしくなっているのだろうと推測。もう一回電源を入れたら画面が出るには出たのだけど、揺れまくっていてとても字が読める状態ではない。仕方がないので、サーバの設定はそのままでDHCPでアドレスを取ってもらって、そのアドレスに対してポートフォワーディングをかけるというあまりよろしくない設定で運用することに。

何もなければディスプレイを接続する必要もないのだけど、いざというときにはさすがに困るので何とかしないといけないのだけど、唯一空いているPCIバスにVGAカードを挿すぐらいしか打開策はなさそう。AGPの古いボードは部屋に落ちてるような気がするけど、さすがにPCIのはない(と思う)。それ以前に筐体を開くためのドライバすらないというのはどういうことだっ。