2017-03-07 [長年日記]
Nintendo Switchを購入した
発売日は休みをとって、掃除やWiiU本体の撤去などをこなして万全の体制で待機、本体のみ先に届くという想定外の事態もあったものの、ゼルダも夕方には届いて無事プレイ開始することができた。
セットアップに関しては特に迷うような点はなかったけど、Wi-FiでWPSに対応していなくてちょっとびっくりした。3DSもWiiUもAOSSやらくらく無線スタート含めて対応していたので、なんでかなーという感じはする。本体はAmazonの限定パッケージ(キャリーケースと液晶フィルム付き)を購入したのだけど、液晶フィルムは失敗してゴミが入るしキャリーケースは多分使わないしで、ちょっと損した気分。
今回スリープやHDMI CECに対応したこともあって、WiiUに比べてゲームを開始するまでのハードルが格段に下がった気がする。WiiUはアップデートでクイックメニュー的なものに対応したけど、実際に起動するまでにはそれなりに時間がかかっていたし、テレビの入力切替も地味に面倒だった。今回ホームメニューもシンプルで、ストアの表示も含めて味気ないという意見もあるようだけど、今後何100回と目にする画面なのでサクサク動作するというのが一番大事だし、アップデートで変わっていく部分もあるだろうけど、そういう方向性で行ってほしい。
ネットワーク周りに関してはアップデート前提で必要最低限の機能がある感じで、ボタン一つでスクリーンショットの撮影*1をして、アルバムからFacebook,Twitterの投稿が(ゲームによってはタグ付きで)できるようになっている。個人的にはSwitchで長い文章を打つのは面倒なのでDropboxやGoogleフォト等々のフォトストレージサービスに対応して、スクリーンショットの自動アップロードに対応してくれるとうれしいなあ。
数日触った感じでは任天堂自身も言っているように、あくまでも据え置き機で、家庭内モバイル的な立ち位置を目指しているんだろうなという感じはする。
あと、ゼルダがちょー面白いのであとで書く。
*1 ゲームによって撮影禁止区間とかを設定できるのかは調べてない
2017-03-10 [長年日記]
ゼルダの伝説 Breath of the Wild
若干のネタばらしを含むゼルダの感想。なんか先に別の場所に書いちゃったんでそれで満足したんだけど、一応こちらにも。
多くの人が指摘しているように、今回いわゆるオープンワールド形式*1を採用したゼルダは、既存のオープンワールド系のゲームから多くのエッセンスを取り入れている。例えば、塔を登って周辺地図を開放するのはFarCry他のUBIのゲームからの引用だし、空中でどこでもグライダーを広げて移動できるのはJust Causeやバットマンのアーカムシリーズの影響を感じる*2。他にも食料、素材確保のためのハンティングや採取、細かく発生するサブクエスト、乗り物による移動やファストトラベルなど、「オープンワールド的な」システムが、ゼルダなりの味付けをした上で組み込まれている。
一方、他にない部分もあって、とにかくどこにでも*3登れるというのはかなり新しい。もちろん、源流としてのアサシンクリードやSkyrimにおける「登山」も念頭にあるのは間違いけれど、アサシンクリードでは実は点と点の移動にすぎない上下方向の移動*4が、壁を面として移動できるというのはすごい。Skyrimで麓の街を経由せずにハイ・フロスガーに到達してしまった身としては、ちゃんとゲームシステムとして成立する形でクライミングが組み込まれているのはすばらしいと思う。そして、クライミングと滑空があることを踏まえての地形や収集物の設定がしてあって、とにかく走って登って滑空しているだけで楽しい。
実のところ、マップのあらゆる地形に立てるという意味では、特にアクション系のオープンワールドでは珍しくはない。Just Causeでは飛行機からのダイビングとパラシュートでどこにでも行けるし、Crackdown(RIOT ACT)やSaints Row 4では自身の身体能力により高層ビルの屋上にも軽々と登れてしまう。ただ、こういうアクション寄りのオープンワールドは大味になりがちで、一番高いビルに登るには、ちょっと高めのビルを経由するだとか、戦闘も上空からミサイルぶち込みますみたいな感じ(これはこれで好きだけど)だったりするので、移動の自由さを確保しつつ、戦闘を精度を持って成立させているところは他にはない感じがする。
精度という意味では、任天堂のいうところの物理エンジンと化学エンジンによる謎解きその他もすばらしい。これは従来のゼルダからの流れももちろんあるけど、手持ちのアイテムでスイッチが押せたり、ダンジョン内のオブジェクトで火をつける代わりに火の矢を射つだとか、思いついたことが実際にできて通用するし、従来Havok神の加護のもとでは成立し得ないと思われてきたことを実現しているという意味でも出色の出来だと思う。
ということで、ひとまずの感想としては、
よくある洋ゲーのオープンワールドゲーを、複数煮詰めて煮込んでアクを取ってゼルダ味をつけたようなゲームといえば、そういう感じなのだが、これが、よくもまぁ最終的にキッチリとゼルダ味に仕上げたな、という出来だと思う。 http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-3384.html
にかなり近いんだけど、すべての要素に関して非常に高いレベルでまとめられていて、結果的に、それが今までにないゲームという感触を与えているように思う。
ここがよい
- モーションが細かい。武器種によって攻撃のモーションが違うし、馬への乗り方も位置関係で変わる。個人的にツボだったのは、水面で止まると、立泳ぎのモーションをするところ。
ここがちょっと…
- Dockモードでフレームレートが落ちるのは、たまにガクッとなるくらいで常時不安定なわけではないのであまり気にならない
- ゲームデザイン的に仕方ないんだろうけど、キャラの強化のエスカレーション感がもうちょっとあるとよかった
- インベントリ管理がこなれていない
- 武器、盾、弓を捨てるのが面倒。切替は十字キー+Rスティックの左右でできるので、捨てるのもここに組み込んでほしかった
- 料理のレシピが料理からしか参照できないのが不便。色んなパターンがあってあれなんだろうけど、レシピから作成みたいなのがほしかった
2017-03-13 [長年日記]
Zenfone3をAndroid7.0にアップデートした
先週くらいにOTAでZenfone3のアップデートがきていて、ダウンロードを開始したらサイズが1.3GB近くあったのでメジャーアップデートっぽいなーと思いつつサクッとアップデートしたらAndroid7.0になった。
変わった点としては、通知メニューのUI、表示内容の変更やアプリのマルチビュー、設定メニューに(やることの?)候補として新規メールアカウントの追加が表示されるようになったくらい。
不具合なのかわからないけど、Llamaで場所のプロファイルが切り替わってもアイコンの表示が切り替わらなくなったのがちょっと不便なくらいで、それ以外は特に問題なさそう。
2017-03-29 [長年日記]
PS4のHDDをSSHDに換装した
PCでのディスク読み込み時間が速くなって今度はPS4でのロード時間が長いのが気になりはじめたので*1、こちらにもSSHDを入れることにした。 前回購入したSeagateのSSHDの2.5inch版を購入。動作報告もたくさんあるし、容量が2TBのものはこれしか選択肢がない。
ということで、物理的な差し替え自体は一般的なプラスドライバーさえあれば公式の情報で問題なくできるので写真とかはないけど、データのバックアップと復元に非常に時間がかかった。
まずは、PCから取り外して外付けのケースに入れてnasneに接続していたHDDをPS4に接続してバックアップを実施。容量は250GB程度で2時間近くかかった。ケースはUSB3.0に対応しているんだけど、単純計算で35MB/sしかでていない。復元も同様に2時間程度かかったので、USB2.0で動作してたのかなーとも思うんだけど、HDDケース購入時に入っていたペラ紙に書いてあったリンク速度によるLED発光色の違いを覚えてないので結局どうだったのかは不明。
で、効果の程はというと、新しくはじめたHorizon Zero Dawnでは死亡時のローディングが速い気はするんだけど、もともとそんなにロード時間がかかるゲームではないらしいのでよくわからない。
*1 おもにFF15のせい