2006-12-04 [長年日記]
雑記
土日は寝倒した。たぶん二日で二十四時間以上寝たと思う。人間の三大欲求のうち、阻害されるといちばんきついのは睡眠欲であろうと勝手に思っているのだけれど、現代人たる故かもしれないとも思う。何はなくとも寝ることはできるわけで、その点、食料がなければ満たすことのできない食欲とは大きく異なる。ただ、今の環境からいって「飢える」という感覚を覚えることはなくせいぜい「腹減ったー」ぐらいのものだろう。そういう状況において、唯一必要条件をもたないにもかかわらず不足しがちなのが睡眠で、だからこそいちばんきついと思えるのだと思う。話は変わるが、どうやら欲求というものはある程度交換可能なものらしい。腹減ったから寝倒すとか、失恋太りとか、つまりそういうことだ。ただ一方で、精神的充足が十分でないと眠りが浅くなったりして、悪循環に陥ってしまう。簡単ではない。そういうわけで、大飯を食らったり、寝倒したりして日々をすごしている。つまりそういうことだ。