2004-09-15 [長年日記]
体重
仕事が忙しくなると痩せる人と太る人がいて、僕はどちらかというと太る方で、ストレスフルになると過食気味でおととしからそれ以前の分を去年の冬ぐらいまで引きずっていたのだけど、それからはさすがにやばいと思って控えていて、だけど最近また食べ過ぎのような気がするので気をつけないといけないなとは思う。
忙しいときに、痩せる人が何故痩せるかというと、これは単純に摂取カロリー量が消費カロリー量を下回っているからで、例えば昼一食のみで平気な顔をしている人もいる。太る人が太るのも、ただ単純に摂取カロリー量が消費カロリーを上回っている、というと身も蓋もないのだけど、生活のリズムが崩れて、食事の時間もばらばらになるというのもあるし、睡眠欲などの諸々の欲求を全て食欲によって賄っているというのもあるだろう。
つまり、夜はちゃんと寝たいし、夕食はカップ麺一つというのはもういやだし、風呂ぐらい入らせろってことだ。
ちょっと待て
心の準備をさせてくれ。えーと、いわきってどこですか?
東京駅には地上に六つ、地下に四つ出口があるのだけど、そのうちの一つ、八重洲南口は僕にとって馴染み深い出口である。
ここに何があるかというと、一つは八重洲ブックセンターで、もう一つは高速バスの乗り場だ。昔茨城にいた頃は、交通費がでないこともあってよく高速バスを利用してた。
茨城からは金曜日の夜、19時ぐらいのバスに乗って日が変わる前ぐらいに部屋まで戻ってきて、帰りは月曜日の5時半に起きて電車に乗ると始業の一時間後ぐらいにつくので、だいたいそれに乗ることが多かった。
だけどたまに、日曜日の夕方の便に乗って帰ることもあって、そうすると近隣の地方から遊びにきたであろう人々の如何にも楽しげな列の隣に、憂鬱な顔をしながら並ぶことになるのだった。
いわき行きの高速バスは結構新しく、かつゆったりした席を思わせる大きめなつくりで結構目を引くのだけど、それがちょうど茨城行きのバス停の目の前に停まっていて、「お金はないからバスできたけど思いっきり楽しみました」という風情のカップルが乗り込むのを眺めて、ちょっとへこんだりした。
だけどこれからはその列に一人で並んでバスに乗るのを考えると、それくらいはどうともないようなことかもしれない。