2005-09-27 [長年日記]
Rast
けっこう試行錯誤したけど、そこらへんは端折る。
元の環境は、vine3.1で、db4(BerkeleyDB4.2.25くらい)、ruby(1.8.2)は導入済み。aptにて、db4-devel,ruby-develを導入。
http://apr.apache.org/ から、apr-0.9.6,apr-util-0.9.6をダウンロードしてインストール。1.2.1もあったけど、これだとrastのメイクでこける。
http://www.netlab.jp/rast/index.html.ja からrast-0.3.1をダウンロードしてインストール。configure実行時にapr-configとapu-configの位置を指定する必要があった。
http://cvs.m17n.org/~akr/htree/ より、htreeをダウンロードしてインストール。これはとくに問題なし。
あとは、http://docs.tdiary.org/ja/?rast-register.rb の表記に従いcgiとして実行。tdiary.confの@option['bot']の部分を丸ごとコメントアウトする必要があった。あとは、contribからrast-search関連のファイルをコピー。rast-register.rbをpluginとして登録。ヘッダファイルを書き換える。
こうして書くと短いけど、大変だった。
あなたの家電はスタンバイ?
つまりテレビを見なくても、スタンバイ状態にしているだけで、毎日3.2時間テレビをつけているぐらいの電力を消費してしまうのだ。
ということは、スタンバイ状態時は動作時の消費電力に対して、3.2/24=0.133333、約13%程度の電力を消費していることになる。直感的に言うとものすごく大きい。 ということで実際調べてみた。対象とするテレビとしては、
の三台。それぞれブラウン管、液晶、プラズマのテレビである。それぞれのスペック表に消費電力および待機時の消費電力が書かれているので非常に分かりやすい。抜き出して表にしてみよう。
TH-28D55 | TH26LX500 | TH-37PX500 | |
消費電力 | 172W | 141W | 295W |
待機時消費電力 | 約0.08W | 約0.08W | 約0.1W |
(a) | 40秒 | 49秒 | 29秒 |
一目見て、待機時の消費電力は極々わずかなものだということが分かるだろう。(a)は一日の待機消費電力を動作時の電力に換算した場合どれだけの時間かを算出したものだが、待機時の消費電力に約がついている、かつ小さな値なのでこの計算にはあまり意味はない。しかし、待機時の消費電力が小さなものだということは分かるだろう。
ちなみに、先ほどのスペック表には年間消費電力量というのがあって、これは、
年間消費電力量は「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(省エネ法)に準拠し、一日4.5Hの動作時間/一日19.5Hの待機時間で算出した、一年間に使用する電力量です。
ということで、つまりStandbyで4.5Hをいれると同じ基準の値がとれるのである。これでどうなるかというと、「You using 450.62kWh per year」とでる。それに対して、TH-28D55のスペックでは194kWh/年*1となっていて、お前のテレビ消費電力大きすぎ。という話でした。
あー元の話は、グラフ読み間違ってるだけだと思います。追記しました。
*1 一番消費電力の大きいプラズマでさえ250kWh/年