2005-07-19 [長年日記]
image_gps.rb
image_gps.rbでリンクが生成されないということなので調査。
測地系の表示の'WGS-84'のハイフンの有無が問題だった(image_gps.rbではハイフンありで判定)。正式な規格書は買わないといけないので参照できないのだけど、JEITAにあったコメント募集用?のPDF(Exif version2.2)によると、ハイフンありが正しそう。
ということで、本来はタグを挿入する側が対応するべきですが、image_gps.rbの'WGS-84'の判定をうにゅうにゅすれば直ると思います。 こちらももうちょっと調査してから修正します。
「真珠郎」の謎
昨日、テレビで古谷一行の金田一耕助をやっていたので、それとはなしに見ていたのだけど、どうも様子がおかしい。
とある山村で地主の長男が殺され(ここまではいつもどおり)、目撃された犯人と思しき人物が金髪碧眼であったことから、何年か前に神隠しにあった地主の末子、即ち真珠郎が犯人ではないかという噂が立つというのが冒頭の筋なのだけど、最後の段になって「実は真珠郎は生きていて、最初の殺人を犯したのは真珠郎本人です」という身も蓋もない結論に到達するあたりとか、そもそもどうして金髪碧眼の子が生まれたのかさっぱり説明がないとか、つっこみどころはたくさんあるのだけど、一番の問題は真珠郎に変装した由美がカラーコンタクトを使っていたということだ。
今でこそ一般的になっているカラーコンタクトだけど、そこはそれ、金田一耕助が生きている時代である。そりゃあ場違いってもんでしょう。 いや待てよ、実はカラーコンタクトは思った以上にはやく実用化されていて、金田一が活躍した時期とある程度重なっているのではないのか。ということで調べてみた。
結論はというと、そもそも横溝正史の著作である「真珠郎」は金田一耕助シリーズですらないのである。ΩΩΩ<なんだってー(AA略)。主人公の名前は椎名耕助ということで書かれた時期から言っても金田一耕助の前身と考えてもいいかもしれないが、そうなると時代的にはカラーコンタクトどころかコンタクトレンズ自体実用化される前なのだ。
ということで、昨日のドラマ版「神隠し真珠郎」はパラレルワールドの金田一耕助があまり活躍しない話だということで決着したのだけど、もともとの真珠郎では変装のモチーフをどのように処理しているのだろう。読みたくなってきた。
image_gps.rb
EX-S2 F3.2 1/2500sec. +0.0 MAP
場所は千葉側から海ほたるへ走っている途中。大丈夫そう。ということでアップデートしました。