かたつむり

かたつむりを食べたことがある。というと、大概「エスカルゴ？」と聞かれるのだが、そうではない。そこらへんに歩いている、殻をとったらナメクジになりそうな奴だ。

串焼きにして食べたのだが、食感はまさに貝そのもので、味は貝から塩っけを抜いたような感じで非常に淡白だった。十分に火を通しているので大丈夫なのだろうが、普段食べない(食べ物と認識していない)ものを食べるのは非常に抵抗がある。

あんなにおいしそうに歩いているかたつむりでさえだ。欧米の人(正確に言うとキリスト教圏の人)たちが烏賊や蛸を食べないのも同じようなもんかなと思わなくもない。

ジャンヌダルク

「ジャンヌダルク」を見たのでちょいと感想を。

原題は"Joan of Arc"。フランス語の"Jeanne d'Arc"の英語読みです。

そこにあったのは英雄伝説ではなく、非情なまでの現実であった。

結局ところ彼女は神の使いではなく、ただの人だったのだろう。トラウマともいえる過去を抱え神に頼るしかなかった少女が、復讐をも神に委ねた結果だったのではないだろうか。もちろん彼女には神の声が聞こえていたのだろう。ただそれは、彼女が現実から逃げるために生み出した幻だったのではないだろうか。

蛇足

ジャンヌ役のジョヴォヴィッチさん。最高です。王城に現れ、フードを取ったときに惚れました。でもすごい名前ですね。

異端審議会の異端とする理由に、「男の服を着ていた」というのがありましたが、そういう時代だったんですね。監督のリュック・ベッソンの主張というか、考え方みたいなのが色濃く出ていたような気がします。その一部がダスティン・ホフマン(渋い)の台詞を通して語られています。ただ、そこには明確な答えはない。考えろっちゅうことですかね。

実は友達に、はずれだから見ないほうがいい。といわれてました。確かに好みの別れるところかも。

しゅっちょーほーこく

会社の健康診断のために久しぶりに横浜に行った。地方もいいが、都会の人ごみの中もなかなかいいかなと思ってみたり。

同期の女の子に「久しぶりだから挨拶に来た。今日は何で？」と聞かれる。「いや、健康診断」…以上会話終わり。ってそれだけかい。なんだかとっても発展性の無い会話である。

それは置いといて、健康診断を受ける。やばいなぁ。何がやばかったかは秘密。健康診断の詳細な結果が出てしまうと飲みにいけなくなってしまうかも知れないので、とりあえず飲みにいく。久しぶりにあの匂いをかぎました。

次の日は1時過ぎに起床。予定としては秋葉原→帰る。他にすることは無いのか。いや無い。途中、東京駅でラーメン屋に入る。あいかわらず醤油ラーメンはいまいち。新潟で食べた醤油ベース魚味ラーメンよりはましだが。

秋葉原での行動のポイントは、荷物を持っていかない。持っていったらコインロッカーへ。ということでコインロッカーに向かうとない。なぜ？まぁ、あまり荷物ももっていなかったので諦めて、もっていくことにする。今日の目的はパソコン一式ただし、流用できるパーツ以外。具体的にいうと、マザーボード、CPU、グラフィックボード、ハードディスク、最後にDVD-ROMドライブ。

結局、AMD750搭載のGIGA-BYTEのマザーとAthlon(thunderbird)800MHz&Fan、creativeのGeForce2GTS、IBMの40GBHDDを購入。結構ハイスペックになってしまった。お値段もそれなり。ついでにワコムのタブレットを購入。なんに使うんだか。

2時間程度で買い物を済ませ、とっとと上野に向かう。あそこにいるのは体力的に4時間ぐらいが限界である。上野駅で巨大パンダを拝む。今度は動物園に行ってみようかと思うのだが、一人で行くのも考えものだ。誰かを誘おうなんて思ったり。

そうこうしているうちに、寮に到着。あいかわらず実りのない行動だったなーと思いつつパソコン組み立て。パソコンは確実に速くなった。

寿司ネタ

横浜で寿司を食べた時に、茄子のにぎりがでてきた。何か間違ってると思わなくもないのだが、これにはちゃんとした由来があるのだ。盆に仏壇に飾る茄子を見るとわかるとおり、茄子は昔、四足(よつあし)の動物だったのだ。

ウサギの例を出すまでもなく昔は四足の動物は食べてはいけなかった。ただ、昔の人はこの茄子がうまい事を知っていたので、「茄子は(四足の)動物ではない。魚だ。」と主張して、寿司にして食べていたのだ。後の品種改良の結果、茄子は野菜となったが、寿司にして食べる習慣は残ったのだった。

ウソだけど。

字幕と吹替え

前にも書いたとおり、あまり映画は見ないのだがビデオで洋画を借りるとすれば私は字幕より吹替えを選ぶ。自称映画好きのT君は字幕じゃなきゃだめという。

彼曰く「雰囲気台無しじゃん。」らしい(じゃんといったかどうかは定かではないし正確にこう言ったかはあれだが、そういうニュアンスのことを言っていた)。

ここで私が素直に同意できないのにはちゃんとした理由がある。吹替え版を見た後に字幕版を見ればよく分かるのだが、聞くという行為と読む行為にはそのスピードに大きな開きがあるために(もちろん聞いたほうが理解が速い)字幕の情報量はもともとの台詞のそれとは比べるべくもなく減少する。その点吹替えであれば、厳密な意味では一緒ではないが同じ程度の情報を得ることができる。細かなニュアンスをつかむことができるのだ。

もちろん英語の能力があれば、英語を聞けばいいのだが大概の日本人にそれほどの英語力を期待するほうが間違っているだろう。

もしかすると彼は映画の雰囲気を楽しむことだけを目的にしているのかもしれない。とすれば、彼の言い分は正しいわけだ。

旅行

今年の夏は夏休み返上で働くほど忙しかったのだが、そろそろ休みがもらえそうだ。休みにずっと寮にいるのもなんなので、旅行に行こうと思っている。

寂れた温泉街とかが最高だ。平日で宿泊客がほとんどいなくて、パンフレットとは似ても似つかない部屋にとおされる。1時間100円のテレビを見て、 10時には寝るのだ。…今から楽しみだ。

バファリン(2)

まえにバファリンの成分について書いたが、最近のCMでは、「半分は胃にやさしい成分。もう半分は頭にやさしい成分〜」(うろ覚え)と言っている。なんと、バファリンはほとんどやさしさでできていたのだ。なんたるちあ。そうだったのか。