2003-10-02 [長年日記]

僕は小さな嘘をつく。ほんのちょっとだけ遠回りをするために。だけど、その道はすぐに途切れて二人の間に永遠の別れをもたらす。それでも僕は「また」という台詞を残して明日への希望をつなぐ。「じゃあ、また」

お名前 : コメント :


2003-10-08 [長年日記]

あることに対して、マニュアルなり手順なりがあるのはそれなりの理由があるわけで、例えばコンビニでお弁当を温めるときには、大概付属品(しょうゆとかソースとかそういうの)を電子レンジの取っ手に貼り付けていると思うのだけど、それはもちろん外した付属品を入れ忘れないようにという配慮で、つまりは「そんなところにおいてたら忘れちゃうよ。ほらやっぱり入ってないじゃないか」ということであり、バケラッタ。

まあそれはおいておくにしても、プログラムを書く上でもセオリーというものはあるわけで、それを無視して書く以上それなりの理由があるととられてもしようがないし、理由がないのであれば真っ当な書き方をするべきであろう。もちろん何が真っ当かといわれると場合によって違ってくるのだけど、パフォーマンス的な制約が厳しくない限りそれなりの幅を持って許容されるべきで、そのそれなりの幅すら超えてしまうのはやめて欲しいのだよ。まあそういうプログラムに限って厳しくない制約を守れていなかったりするのだけれど。

お名前 : コメント :


2003-10-22 [長年日記]

日曜日は、情報処理技術者試験の「テクニカルエンジニア(ネットワーク)」を受けにいった。場所は生田。横浜・川崎地区で申し込んだのだけど、すっごいのどかな所で「ほんとに川崎かー」と思っていたら川崎だった。ごめんよ。それにしても川崎広いな。

今回は午前免除はなかった(というか、ネットワークの試験にはもともと午前免除はない)ので、頑張って早起きした。六時半に起きたのだが、最近平日でもこんなに早く起きたことはない。情報処理技術者試験の第一の難関は間違いなくこれである。受験者が申し込み数の半分ぐらいなのもこれのせいだと思う。

ネットワークは午前が一時間半で、午後Iも一時間半、午後IIは二時間という長丁場なのだけれど、午前は一時間で、午後IIは一時間半ぐらいで途中退出した。それ以上考えても点数は上がりそうにないのでしょうがない。

んで、今日会社で午前問題の解答が発表されているというメールがきた。いつもなら楽しみは最後までとっておく(わざわざ不合格を早く知って落胆したくはない)のだけど、どうしても気になるのでチェック。といっても問題が手元にないので覚えている範囲で○×をつけていったら、50問中、正解が22問で間違っているのが10問。残りの18問はわからず。現時点で正答率68%ということですっごいびみょー。残りの18問についても同じ割合で正解していれば多分セーフだけど(ボーダーラインは問題の難しさにもよるけど大体六割五分らしい)、どう解答したか覚えていない時点で駄目なような気がする。家に帰ってからチェックしなくては。

本当は、別に資格が欲しいわけではない。では何故受けるかというと、それはもう単純に会社から報奨金が出るからという理由だけだ。毎回何かを受けろという会社からのプレッシャーがあるのは確かなのだけれど、旧二種、旧一種を既に手に入れている身分なので断れば断れなくもない。だけど、受験料+本代で八千円程度で、受かれば五万円なので賭けとしては分は悪くない。もちろん勉強時間も考えなくてはいけないけど、僕の中でのボーダーは会社の休憩時間×二週間で、これ以上は譲れない。もしこれで受からなければ、もう多分受けないだろう。

合格発表が十二月末なので、年末調整をあわせると結構まとまった金額になる。さて、何を買おう(取らぬ狸の皮算用)。

家でチェックした結果は、50問中31問正解。自分がどれを選んだかはっきりしないところもあるけれど、もうだめぽ。

お名前 : コメント :


2003-10-27 [長年日記]

今流行りの言葉でP2Pというのがあって、もうその内容には全然触れないのだけどここでの2は"to"の意味であって、他にも"for you"を4Uと書いてみたり(同名の小説を山田詠美が書いている)、007はダブルオーセブンだし、それこそ日本人が語呂合わせをするのと同じようなものというか同じなのだけど、英語圏の人もそういうのが好きなのだなあと思う。というのもあんまり関係なくて、昔僕が学生だった頃、もっというと学校の電算室に篭っていた頃(というほど入り浸っていたわけではないけど)、後輩の女の子がその電算室で泣いていたことを思い出す。

って泣いてはいないか。まあ泣いてはいないんだけど困った顔はしていた。何で困った顔をしていたのかというと、多分それは二年の頃の情報処理の課題をやっていて、どうしてもコンパイルが通らなくて困っていたのだった。そしてそこにちょうど暇そうにしている知り合い、つまり僕なのだけどさらにいうなら先輩である僕が通りかかったというわけである。曲がりなりにも先輩である以上情報処理の単位は取っているだろうし、まだ年度始めの頃の簡単な課題だからわかるだろうという目論見はまあ正しかったのだろう。コンパイルが通らない理由はすぐにわかった。ただ単に'l'が'1'になっていただけだった。

そこで僕は、「関数名に数字は使わないよん」と説明しようとしてはたと困ってしまった。さっきも書いたとおりtoを2と書くのはまあない話ではないし、数字を先頭にしなければ文法違反でもない。まあでも彼女としては課題を提出できればそれでよくて、僕がごにょごにょっとした説明も余り通じていなかったみたいだ。

最近になって、彼女がロードスターに乗っているという話を聞いた。だから、僕はロードスターを見るとこのことを思い出す。なんてことは全然ない。

お名前 : コメント :