2009-06-15 [長年日記]
ユーザーセッティングについて考える
Nikon COOLPIX P6000には「ユーザーセッティング」なるものがあって、ユーザーが選択した設定をモードダイアルに割りあてることができるのだけど、いままで何のためにあるのか分からなかった。
しかし、利用シーンを思いついたよ。ということでここに記しておく。
他人にカメラを渡してとってもらうよモード
まあ要するに↑の通りなんだが、例えば普段、Pなりなんなりで撮っていて、露出補正やホワイトバランス、その他諸々のパラメータを頻繁に変更するとしよう。自分で撮っている分には気付いて修正できるけど、カメラを渡された相手にとっては意味不明な表示なので、そのまま撮ってしまう。そうして無意味に露出オーバーな写真ができてしまうわけだ。
そこでユーザーセッティングですよ。ということで、ポートレート(というか記念写真)に最適な状態をあらかじめ設定しておく。
- 解像度と画質は、この前書いたとおり
- AFは顔認識オート
- アクティブDライティングを標準に
- ピクチャーコントロールをナチュラルに
- ゆがみ補正をONに
- あとはAUTO
基本的にそのまま撮って失敗の少ない設定にする。で、人に渡す際に、モードダイアルをU1(もしくはU2)にすればOK。それなりの写真が撮れるはず。