2006-08-07 [長年日記]
プラネテス
NHKのBShiで、平日に2話ずつやっている。今日は11,12話。デジタル制作時代のアニメとして、すごくいい出来だなーと思う。16:9のワイド画面、クリアな画像、そして、控えめな(あるいは処理のうまい)3DCG。とくに最後の3DCGなんだけど、たとえばトランスフォーマー(最近のやつね)はぶっ飛んでるから別にしても、ゾイドやエリア88(他多数)なんかのいかにもな3DCGは背景や他の場面となじんでなくて違和感を感じる。その点プラネテスは、建物のパースや宇宙船、宇宙服の線を見る限り、3Dモデルを使っているのは間違いないんだけど、違和感なく画面に溶け込んでいる。
もちろん、ストーリーのできも一級品で、評判がよかったのはむしろこっちに対する評価のように思う。
(追記)もしかして、3DCGと3Dモデル(モデリング)は別?あと、「デジタル制作」はセル画→フィルム焼きではないという意味(映画館で放映されるときは最終的にフィルムで配給される場合がほとんど)。こちらは一般的な表現だと思う。