2004-04-09 [長年日記]
医学都市伝説の、アルカイダ掃討作戦を読んでいて、"村の神社で守り神になってもらいますんや。"というところで笑ってしまった。夢の話とはいえ、実に日本的な気質をあらわしていると思う。
アルカイダということだから当然イスラム教徒なのだろうけど、それを守り神として神社に祀る、つまり神道の神様にしてしまうわけだ。神の元に導かれるはずが自分が神になってしまっては、テロリストの方としてもたまったものではないだろう。
ただ、笑ってしまったというのは、そういう不条理さだけではなくて実際にあってもおかしくはないと思うからである。
さすがに、この現代社会において(そういう意味では、私の地元も相当田舎ではあるけど、こういう感覚は十分に現代的であった)、そういうのはないだろうという気もするのだけど、もしかすると山奥の山村にいくとこういうこともありえるのかも知れないと思ってしまう。
だって、東京のど真ん中で「首塚には背中を向けて座ってはいけない」なんて話があるぐらいだからねぇ。