2001-10-17 [長年日記]

間違い電話には気をつけましょう

前回は、ThinkPadに接続して使用しているところまで書いた。今回は、デスクトップマシンへの移行について書こうと思う。

本題の前に、私のネットワーク関連の環境について少し。現在私の部屋には、タワーマシンが3台、ノートが1台、そしてドリームキャストが一つのハブに接続されている。タワーマシン3台+ドリームキャストは全て同じディスプレイに切替器を介して接続されているのでそんなに置き場所には困っていない。

今回は、このうちの1台をダイヤルアップサーバにした。性能的には一世代か二世代前のマシンである。スペックは、

  • CPU K6-2 400MHz
  • メモリー SDRAM128MByte×2
  • HDD6.4GByte

といったところだろうか。これに、turbolinux 6.5 serverを入れている。AirH"を繋ぐにはPCカードスロットがないと話にならないので、何故かメインマシンに繋がっていたPC CardDock(I-O DATA)を繋ぎ直し。さらに、メインマシンの隣に並んでいたのを窓際に移動させ、前面を窓の方に向けて設置してある。おかげで電源の入り切りが大変なのだが、そう頻繁に電源の入り切りをしなくなる(はず)なので問題ない。

turbolinux 6.5 serverでは、PCMCIA関連のドライバであるpcmcia-csはkernelに組み込まれている。ただ私の環境だと、シリアルバスが2つついているのでPCカードに割り当てられるIRQが2つ目のシリアルバス(/dev/ttyS1)と競合してしまったので、/etc/pcmcia/config.optsでttyS1に割り当てられているirq3を使わないように設定した。実際は、コメントアウトされているのを有効にしただけだけど。この状態でカードを挿すと、確かに認識しているようである。そこで、userlinkとppxpを導入し、ダイヤルアップの設定をして接続したのだが、どうにも繋がらない。

というのが先週ぐらいまでの状況だったのだが、よくよく調べてみると何の事はない。電話番号が間違っていただけだった(DIONではパケット接続する場合は電話番号の最後に##61を付加する。それをずっと#61だと思っていた)。シテオク〜。

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2001-10-29 [長年日記]

今、東京流通センターにいる。情報処理技術者試験を受けにきたのだ。今は昼休みで、もうあと1時間足らずで午後Iの試験が始まるのだが、午前の試験が免除だったためこんな時間にきて勉強もせずにこんなものを書いているわけだ。

今回の試験は、「アプリケーションエンジニア」である。ソフトウェア技術者(旧1種)もアレな名前だが、さらに訳のわからない資格名になっている。これが高度たる所以だろうか。ということであと40分ぐらいで試験が始まるのだが、私はもともとネットワークスペシャリストを受けるつもりだった(受験申し込みを人に頼んだのが間違いだった)ので、未だに試験内容がわからないのである。

午後の部は、午後Iと午後IIに分かれていて午後Iは筆記試験、午後IIは小論文になっている。アプリケーションで小論文だ。何を書けというのだ。旧通産省は何を考えているのだ。あと30分ほどで試験が始まる。 それにしてもここの会場は広い。ひとつの大部屋が4つに区分されていて、それぞれが120×3になっている。この会場だけで、約1400人いるわけだ。合格率は前のデータがないのでわからないが、5%前後だろう。とすると、この部屋の中からは70人程度受かるわけだ。なんだ結構多いじゃないか。そろそろ試験が始まりそうなのでここで終わる。

今、東京駅にいる。午後IIの試験を途中で抜けて、秋葉原経由で(経由じゃないけど)茨城への高速バスを待ってるいるのだ。午後Iの問題はそれなりに解けたのだが、午後IIの小論文がやはり鬼門だった。書く内容が実務経験を前提としたものだったのだ。受験申し込みの資料に書いてあったのかもしれないが、もともと受ける気がなかったのにそんなこと知るわけないのだ。

問題は、3つのテーマからの選択になっている。ちょうどここに午後IIの問題があるので、引用する。

  • 問1 Webアプリケーションシステムにおけるユーザインタフェース設計について
  • 問2 セキュリティ対策としてのアクセスコントロール設計について
  • 問3 稼動中のシステムの保守作業について

はっきりいって、どれもやったことなんかないのだ。設問の内容についても書こう。設問は3つあって、1問目がシステムの概要、2問目が設計上の工夫点や考慮した点について。最後がそれに対する自分の評価及び改善点である。

問題としてこれは本当に正しい姿なのだろうか。自分で携わったシステムについて先程の設問程度のことを書けないのはかなりどうかしている(文章力の問題もあるけれど)。逆に、自分で携わったシステムについてこの程度のことを書いてもどうということはないと思うのだよ。

今は、寮の部屋でこれを書いているわけだが。実のところ、かなり悔しかった。いや、別に実務経験がないぜチキショーという話じゃなくて、あの程度のことをでっち上げで書けなかったのが悔しいのだ。雑文書きへの道のりはかくも遠い。

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