2008-10-28 [長年日記]

携帯の待ち受け画像つくった

ということで、携帯電話の待ち受け画像作成How to。

写真を撮る

まあ最近はデジカメで撮るのが簡単でよいよね。昔はアナログTV放送からDVD化、画面をキャプチャなんてこともしていた。あとはフィルムからフィルムスキャナで取り込みとか。

ポイントとしては、あとでトリミングをするので、なるべく広角側で撮った方が自由度が上がってレイアウトしやすいということ。待ち受けにしたい対象が小さくなっても、デジカメの画素数が大きければ問題ない。

写真を加工する

静止画をPCに取り込んで、加工。加工するソフトは何でもいいけれど、GIMPあたりで十分。windows付属のペイントだと少々面倒。これ以降はGIMPで説明する。同等の機能はどのソフトでもたいていあるので、読み替えればOK。

まずはトリミング。携帯電話のスペックを調べ、画面解像度をメモしておく。たとえば、au Sportioだと240x320、au W65Tだと240x400。この値から最大公約数をだし、画面比を出しておく。Sportioは3:4で、W65Tは3:5。この値をもとに切り出しを行う。

よさげな画像を開いて、必要であれば、画像の回転。右か左に90度回転させる。そして矩形範囲選択を選ぶ。サブメニューからFixed aspectにチェックを入れ、先ほどの画面比を入力する。そうすると、選択範囲が指定された画面比の倍数で拡大縮小する。このとき、画面の下の部分にはガイドが表示されていることが多いので、画面下部は気持ち余裕を持ってトリミングをしたほうが見栄えのいいものができる。あと、画面中央に人物や物を配置しない方がいいとかいろいろあるけれども、それはセンスの問題なのでおいておく。

トリミングの範囲が決まったら、「コピー」→「新規貼り付け」で新規画像として貼り付けると、画像が切り出される。以降はこの画像に対して処理を行う。

つぎに画像の色に関する調整をお好みで。僕自身は、自動の色調整ぐらいしかしない。気が向いたら単色化(モノクローム、セピア)くらい。

あとはリサイズ。先ほどの携帯の画面サイズにリサイズする。縦横比を連動にしてあれば、どちらか一方を設定すれば、もう片方も自動的にサイズが合うはず。

画像を加工するポイントとしては、画像の劣化を抑えるためにとにかくリサイズは最後。画像の回転も本当は後回しの方がいいのだけど、画のバランスを見にくいので先にやっちゃってもいいと思う。理想は、トリミング→色調整→(画像の回転)→リサイズ

携帯に転送

メモリーカード経由、あるいはメールに添付してもいい。待ち受けに設定して、ガイド表示とのバランスをみてできあがり。

Tags: 写真 PC