2008-07-03 [長年日記]

読書記録 京極夏彦「覘き小平次」

読み終わった。原案が江戸時代に成立した古いものだけあって、登場人物の人間関係はご都合主義的(主要な人物にはお互いに何らかの繋がりがある)なのだけど、その語り口で違和感なく読める。「嗤う伊右衛門」につづく怪談シリーズ第二弾と銘打たれていたけれど、とくに超常的なことが起きるわけではない。

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