2002-12-09 [長年日記]

椎名誠「むはの断面図」、恩田陸「不安な童話」、乙一「暗いところで待ち合わせ」読了。有栖川有栖「幻想運河」、小野不由美「屍鬼」一巻購入。

先週の金曜日は休んじゃいました。てへ。ゲームをしていて気付いたら午前四時だったってのは秘密です。かなり社会人失格です。そもそもこの文章を会社で書いている時点で失格ではないかといわれると返す言葉はないのですが。それはそうとして、グラフィックボードを買い換えたのです。GPUはGeForce4Ti4600なのです。メーカは確かアルバトロンだったはずです。もちろんFFXIのために、です。RADEON9700もかなり魅力的だったのですが、動作保証していないのが気になったので候補から外しました。もちろん動作保証をどうのこうのいうならCPUがAthlonというだけでアウトなのですが。おかげでFFXIベンチは5000オーバーです。

こうさらっと書くとさらっと動いたような感じがしますが、実際のところは非常に大変でした。本当ならボードを入れ替えてドライバを入れれば終了のはずなのです。しかし、そうは問屋が卸さない。この前も書いたとおり、メインマシンのケースは電源込みで五千円、正確にいうと税抜き4,980円のものなのです。そもそも何故このようなケースを買ったかというと、ひとえに「パソコンを小さくしたい」というのがあったからなのです。もちろん容積でいえば最近流行りのキューブ系のものや、ブックタイプのもの、果てはお弁当箱パソコンなんてのもあるのですが、これでは今までのパーツが全然つかえなくなります。そりゃあいけません。私は誰かさんとは違って地球にやさしいふりをするのです。

そんなこんなで買ったはずのケースなのですが、これがまた非常に中途半端な存在でした。サイズ的にはミニタワー若しくはマイクロタワーぐらいのサイズなのでそんなに小さいともいえず、最近のメーカ品に比べるとむしろ大きいくらいです。そのうえ私がハイエンド志向に戻ってしまったのもよくありませんでした。このケースを買った時点で、当分の間は買い替えをしないことを誓ったのですが全くといっていいほど効力はなかったようです。かくしてこの小さなケースに分不相応な420Wの電源を取り付け、パーツを満載して稼動させることのなったのです。しかしハイエンドマシンにするにはケースの容積が絶対的に足りません。廃熱が間に合わず、稼動時には天板が触れないくらい熱くなっていました。

このような状況でパーツを追加するのは無謀以外の何物でもなかったかもしれません。ケースの中はケーブルがのたくり回っていて、前より長くなったグラフィックボードは挿すことができませんでした。これはよくありません。2ch的にはイクナイです。ちょっとだけどうしようか迷いましたが、選択肢は余りありません。結局サブマシンとケースを交換することにしました。「ケースを交換」というとなんだかとても簡単な作業のように感じるのは「メモリを交換」と言葉的には余り変わらないからでしょうか。しかし実際は、ケースを開けて、ほぼすべてのパーツをばらし、新しいケースに付け替える必要があります。CPUの取り付けという一番神経を使う作業はしなくていいものの、あらたにパソコンをくみ上げるのと同様か、それ以上の労力です。しかも今回は、入れ替えるケースのほうにもパーツがついています。つまり、分解×2、組み立て×2です。ちなみに組み立てにはクリスタルはいりません。

まずはメインマシンの方のみ組み立ててケースを閉じる前に起動チェックをしたのですが、CPUのファンが一瞬だけ回るだけで起動しません。や、なんだこれはとおもっていろいろとチェックしなおしたのですが、原因がわかりません。ここで諦めて、この日買ったゲームをやってしまったのがいけませんでした。いや面白いですよ「忍」。へたれな私には難しいですけど。あとオープニングの超絶リプレイは見ものです。そして気付くと午前四時。いくら休日とはいえそろそろ寝ないとやばいです。しかし、布団を引こうにも部屋にはパーツが散らばっています。

仕方がないので再びパソコンに取り掛かる私。こういうときは怪しそうなパーツを交換してみるというのがセオリーです。しかし、普通(という線引きは難しいのですが)交換するパーツがあるものなのでしょうか?と疑問を投げかけつつも、私にはあるので問題ありません。まずは電源を交換してみます。起動します。一発であたりましたが泣きたい気分です。その電源高かったんだってばさ。取り合えずで交換した電源も電源容量は360Wで、今の構成なら十分なはずなのでそのまま組み上げました。幸いドライバのインストールはすんなり終わり、FFXIも普通に起動します。それに心なしかきれいになっているようですし、入れ替える前に出ていたいきなりアプリ終了も起きなくなっているようです。だからといってレベル上げをする必要はないとおもいますが。

えー、なんだか非常に長くなってしまいました。小学校の時に文章を書くときは要点を押さえて簡潔にと習いませんでしたか。とか何とかいわれそうです。ここで要約を書いておきます。新しいケースと電源が欲しい。

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2002-12-16 [長年日記]

小野不由美「屍鬼」一二巻読了。乃南アサ「凍える牙」購入。ほとんど読書日記になっているわけですが。ほとんどが購入と読了のどちらかしかないわけですが、これはただ単にタイミングの問題で読み終わったものを読了としているだけです。読んでない本は一冊もありません。

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