2001-11-11 [長年日記]

前回のあらすじ。turbolinux6.5server+userlink+ppxpでなんとか単体接続したのだった。

とうとう最終段階に突入した。ダイヤルアップサーバとしての機能を入れれば、とりあえず環境整備は終わりである。とその前に、DHCPサーバを導入することにした。今はホストマシンは高々3台であるが、これから先増えないとも言い切れないし、導入したほうが何かと便利だろう。設定は...、簡単なので省略。とにかく、ホストマシンをDHCPサーバを使用するように設定しさえすれば何の設定もいらなくなった。

次に、IPマスカレードの導入である。2.2.xカーネルではipchainsを使用する。この設定の説明も省略するが、一点だけ注意することがある。userlinkでモデムがトンネルデバイスとして動いているので、ppp0にはならずul0(多分)になっているはずである。ipchainsに設定する外部インターフェースもそれに合わせなければならない。後は、フォワーディングなどのポリシーを設定すれば終了である。

この状態で、PSOも接続することができる。PSOはブロードバンドアダプタ対応なので、BbAにハブからのケーブルを挿し、付属のドリパスでネットワークの設定を行えばOKだ。ただし、UDPを使用する設定にしていると(デフォルトでは使用しない設定になっている)接続できない。ダイヤルアップで接続したときよりも反応が遅いような気がするのだが、何とか繋がっているようである。

これで終了といいたいところだが、ftpが通らないのだ。ip_masq_ftpをロードしているのだが、listコマンドでエラーが返っちゃうのだ。まだ理由がわからないので、このページは、LAN経由でthinkpadにコピーしてからアップロードしている。これはさすがに面倒なので、どうにかしたいと思っている。(続く)