2001-02-12 [長年日記]

JT(日本たばこ)の宣伝で、「私は捨てない。」というのがあるが、ああいう台詞が勘違い野郎を増長させている一因であることは間違いない。捨てることも大きな問題であるが、そのような場合吸うこと自体が問題であることが多い。

某高専の寮生時代に、研修先で山に登った時のことである。生活指導をしている某教授が着いた先(もちろん山の中)でおもむろに煙草を取り出して吸っていた。

そのことを寮の新聞に書いたのだが、その教授本人に「煙草の吸殻はちゃんと持ち帰った。」と注釈を入れられてしまった。この馬鹿は「捨てていない」ことをもって、言い訳できたと思っているのだ。そんな人に、煙草に関していろいろ言われても説得力は皆無だろう。