2002-09-09 [長年日記]

毎月9,10日は牛丼の日。ということで夕飯は牛丼だったわけですが。店に入って席に付いたとたん牛丼と卵が出てくるわけですよ。いつからそんなにそんなにサービスがよくなったのかと。まあそんなわけはなく間違っただけなんですが。

で、店員に「まだ注文していないんですけど」って言ったらとりあえず注文を聞いてくれたのはいいのです。が、並卵味噌汁を頼んだら卵と牛丼はそのまま食えと、そういうジェスチャーをするわけですよ。ここで俺が食ったらどこかのが足りなくなるんではないかとそう思ったのですが、まあそこはそこ俺がなぜ吉野家で他人に気配りせなあかんのかというと全然そんな義務はないわけで、わしわしと食っていたのですが二つ隣の客が明らかに機嫌悪そうにしているのですよ。

その時点で私はすべてわかっていたのです。彼の目の前には牛丼の並があるのですが、彼は卵を待っているのです。しかし、彼もあほですな。むかつくのはわかるのですが、「卵がきてないんですけど」って一言言えばすぐに腹も満たせるのに、不機嫌そうな態度を回りに振りまいているのです。私は「ネタ発見!!」と思いつつ観察していたのですが、とうとう待ちくたびれた(?)のか、店員に「卵がきてないんだけど」と言ったのはいいのですが、続けてこんな台詞を抜かしやがるのです。「なんでこいつが食ってんだよ」。あーむかつく。

貴様ごときにこいつ呼ばわりされる覚えはないと、もちろん言いませんでしたが。ええ。世の中にはこんな馬鹿もいるということで納得してみました。でもかなり印象悪いんで、当分牛丼はやめときます。

牛丼の日というなら話は別ですけど。