2000-08-08
花火
夜、ふと気付くと遠くから微かに花火の音が聞こえていた。そういえば今年はまだ花火を見ていない。
最後に花火を見たのはおととしの夏のことだった。あの時僕は、何もすることがなく、いや何もする気がなく学生最後の夏をただ浪費する事に心を傾けていた。今考えると何もせずにすむことじたいが幸せだったのだのかもしれない。
それはそうと、友達にそそのかされた僕は、友達とそして昔の彼女を花火に誘った。彼女はいつも通り僕の予想を裏切ってその誘いにのった。…いや、わかっていたのだ。断りきれない彼女を。そして僕はそれを分かっているからこそ誘ったのだった。
花火は、その身を焦がしながら打ち上がるたびに僕たちを一瞬だけ明るく照らし出していた。僕は強烈なまでに夏を感じさせる硝煙の匂いを感じながらぼうっとした頭で何を考えるでもなく花火を眺めていた。花火はきれいだった。悲しいまでにきれいだった。花火は終わった後が空しいのではない。打ち上げた瞬間にそれはもう空しいのだ。彼女とはほとんど何も話さずに別れ、そして僕の夏は終わった。
去年の夏は花火を見にいった記憶がない。見にいけるほど吹っ切れていなかったのかもしれないし、ただ単に行く暇がなかったのかもしれない。今年もこのまま見にいけないのかもしれない。それはそれで構わない。ただ、次に花火を見るときに花火が悲しいものだとは感じたくない。僕の今思うことはそれだけだ。
2012-08-08
tdiary/bootstrapを導入してみた
GitHubにてtwitter-bootstrapをベースとしたテーマがリリースされたので導入してみた。
まずは、tdiary/tdiary-themeと、tdiary/tdiary-contribを取得し、tdiary-theme/bootstrap/と、tdiary-contrib/plugin/bootstrap*.rbをそれぞれ適切な場所にコピー、テーマ選択とプラグインの有効化を行う。
次に、tdiary-theme/bootstrap/bootstrap.cssのコメントを参考にヘッダとフッタを編集。 最終的にこんな感じになった。
ヘッダ
<%= bootstrap_navi %> <div class="container-fluid"> <% unless @conf.smartphone? %> <div class="hero-unit"> <h2>タキオン式自動日記</h2> </div> <% end %> <div class="row-fluid"> <div class="span9">
フッタ
</div> <% unless @conf.smartphone? %> <div class="span3"> <!-- ここにサイドバーに表示したい内容を記述 --> </div> <% end %> </div> </div> <% if @conf.smartphone? %> <%= bootstrap_navi options={:site_name? => false, :search_form? => false}%> <% end %>
span*を9と3にして日記本体とサイドバーの割合を3:1にして、スマートフォンの場合はフッタにナビを表示するようにしてある。 また、スマートフォンの場合にナビの表示が長くて改行されてしまっていたので、ここの最後に書かれている部分を、適当に保存してpluginとして有効にすることにより、ナビの表示を短縮するようにした。
あとは、カレンダー表示やらを調整したいところだけど、これは直接プラグインを編集するしかないかなあ。
kp [テストですよ]