2004-10-20

台風のさなかで会社の歓迎会。駅前の比較的小さな店を貸しきった状態だったのだけど、そこがまた変な店だった。カウンターの上にはガロが並んでいるし、トイレにはつげ義春のねじ式の一場面が貼ってある。料理自体はじゃがいもメインな感じでおいしかった。一人で初日の出を見に行って日の出に間に合わなかった話をしたらそこそこ受けたようで。後輩に「先輩(俺の同期)に聞いたんですけど」って振られたんだけど、同期にそんな話したっけかな。

二次会は、雨が降っているのもあって、すぐ近くの白木屋へ。チェーン店安定。


2005-10-20

読書記録

山田悠介「親指さがし」読了。

ホラーの本質は、日常に潜む非日常である。もしゾンビが普通に徘徊する世界があったとして、クマぐらいかもうちょっと上の扱いは受けるにしろ、存在するそのこと自体は受け入れられるだろう。そしてその世界では、ゾンビを取り扱う物語はホラーではない。

そういう意味で、この本はホラーではない*1。つーかさ、「女の子に予知能力がある」「怨念で人を殺す」つーのを何故この世界の住民はみんな普通に受け入れるかなぁ。女の子が予知能力があるがゆえに迫害されるという描写もあるにはあるけれど、ぺらっぺらだし。 多分作者の山田君は、ホラー映画(小説でないところがポイント)をみてなんとなく思いついたんだろうな。

ということで、この作者の本は今後一切買いません。

*1 メタな視点で考えると、この本の存在自体がホラーかもしれない


2008-10-20

読書記録 伊坂幸太郎「陽気なギャングの日常と襲撃」

読み終わった。前作「陽気なギャングが地球を回す」の登場人物による短編集、と思いきや、中盤から物語が収束し、一つのお話に。面白かった。

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読書記録 化野燐「混沌王」

こちらも読み終わった。このシリーズは毎回語り手が異なるのだけど、今回はちょっと読みづらかった。

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