2001-12-30
今日は12月30日、明日で今年も終わりである。昼過ぎにもそもそと起きだして、取敢えず昼食をとり外に出る。財布の中身が若干寂しい。このままでは年を越せそうにないのでので銀行にいってお金を下ろす。その後いつもどおりゲームセンターに向かい時間をつぶしていたのだが、ひとつ遣り残していたことを思い出した。髪が伸び放題に伸びていて、このままでは年を越せそうにないのだ。純粋なサイヤ人は一度髪が生えそろうとそれ以上伸びないらしい。うらやましい限りである。
この前にいった床屋はちょっと遠慮したかったので、踏切の近くの床屋に行くことにした。中に入ってみると、二人ほど待っている。マガジンを手にとり、呼ばれるのを待つ。しかしこの床屋、踏み切りのすぐ側なので電車が通るたびに結構揺れる。どうなんだそれは。30分ほどしてようやく順番が回ってきたのだが、髪を切ってくれる人が髪のないお爺ちゃんなのだ。大丈夫か?はさみ持ってる手は震えてないか。
おじいちゃんはひどく動作が遅かった。しかも電車が通るたびに揺れるのだ。お願いだから髭をそっている間は止めてくれ。と思っていたら、お爺ちゃんがいきなり咳き込み始めた。不謹慎だが、今にも死にそうである。
すまぬが、もうこの店にくることはないだろう。人の死に目には立ち会いたくないし。