2004-08-02 [長年日記]
恋の駆け引き
ではない。つまりは、「のだめ」と「鋼の錬金術師」の続きが読みたかったのだ。
この頃から紆余曲折があって、結局漫画の貸し借りだけは続けていたのだけど、最近はお互いなんとなく、それともなしに貸さなくなっていた。だけど、本屋に行くと新刊が出ていることには気付くわけで、「あー続き読みたいなー、でも買っちゃうのは癪だしなー」と自分を棚に上げてそんなことを考えていのだけど、ずるずるとタイミングを逃してしまって、シリーズものの最新刊が二冊貸してないリストに追加されたことで、ますます言い出しにくくなっていた。
ここで僕は姑息な手段に出た。その二冊のうちの新しい方だけを貸して、「話が繋がってないんですけど」という彼女の台詞に、白々しく「あれ、前の巻貸してなかったっけ?」と答えることで、貸すのよそう期間があったのをごまかそうとしたのだ。
しかし僕の思惑は外れて、彼女は何事もなかったかのようにのだめとはがれんの最新刊を貸してくれたのだった。予定が狂ったとはいえ、当初の目的は果たしたわけで、僕はその日の仕事をとっとと終わらせ、早速部屋で借りた漫画を読み出した。
しかしである。のだめを読み終えて、はがれんを読み始めたのだけどどうも話が見えてこない。二三回読み返しても、その前にあるはずの話が思い出せないのだ。って、これはもしかすると一冊か二冊ぐらいあいだが抜けてるんじゃないのだろうか。故意かどうかは分からないけど、同じことをやられているに違いない。くわっ。何の嫌がらせだ。って最初にやったのはこちらの方だしなぁ(続く)。